一般財団法人環境イノベーション情報機構
地域自然情報研究会「トンボ目昆虫から見た京浜工業地帯の生物多様性と市民参画」
２月の地域自然情報研究会
話題提供：田口正男・田口方紀・井手佳季子（トンボはドコまで飛ぶかフォーラム）
京浜臨海部は明治期以降、埋め立てにより形成された人工地帯で、各事業所内には一定の緑地、トンボ池が存在する。2003年から７年間、市民、企業、行政、学校、専門家の協働により、この地域10ヶ所に出現するトンボ目の標識再捕獲調査を行った。毎年、のべ百数十人の市民が参加し、７年間で合計17種3535頭が捕獲された。シオカラトンボ、ショウジョウトンボ、オオシオカラトンボといった種が優占種で、種交代や希少種の増加、新設池での新たな群集形成など、生物ネットワークの存在と機能を検証する多くの事例を得た。こうした研究成果と市民参画が企業の環境努力を後押しし、CSRとしての生物多様性への貢献となっている。
参加費：500円（ただし、 NPO法人地域自然情報ネットワーク会員は無料）
申し込み・問い合わせ先
地域自然情報ネットワーク事務局
FAX：03-3260-3795
mail：gcnken@gmail.com
申し込みの際は名前、所属、 連絡先メールアドレスをお知らせください。
会場（エコギャラリー新宿）「の詳細は以下です。
http://www.shinjuku-ecocenter.jp/facilities/access.html
〒160-0023 東京都新宿区西新宿２−１１−４ 新宿中央公園内
TEL 03-3348-6277
なお，当会ＧＣＮにつきましては，以下ＨＰをご覧下さい。
http://www.geo-eco.net/index.html
【登録日】2010.02.08