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イベント情報第90回 サロン・ド・小田原 『しんかい6500潜航記』

第90回 サロン・ド・小田原 『しんかい6500潜航記』

【カテゴリ】 自然環境 自然とのふれあい

【開催日】2010.03.20

【開催地】神奈川県


主講演『しんかい6500潜航記』
(17時30分〜18時30分)

 2009年5月に南フィリピン海パレスベラ海盆で実施されたYK09-05航海では、潜水調査船「しんかい6500」を用いて深海底の調査と大量の岩石を採集しました。この航海に私(山下)も共同研究者として乗船し、深海底調査を行いました。

 潜水調査船「しんかい6500」は、世界で最も深く潜ることができる有人潜水船で、備え付けのTVカメラで海底を観察しながら、巨大なアームで深海底の岩石を採集する機能を備え付けた潜水船です。

 本講演では、母船「よこすか」での作業風景や、「しんかい6500」のメカニズム、水深約4700mの深海底での「しんかい6500」の調査風景を易しく紹介したいと思います。


なお、この講演に先立ち、プレ講演会を行います。

プレ講演『南フィリピン海パレスベラ海盆のゴジラメガムリオンとは』
(16時〜17時 ※時間注意)

 南フィリピン海のパレスベラ海盆は、四国海盆の南に延長上に位置しており、約3000−1200万年前の海洋底拡大によりフィリピン海プレートの形成に大きく関与しました。このパレスベラ海盆には、奇妙なドーム状の構造が見つかっており、マントルを構成する岩石が露出しています。そのため、地球深部の岩石や、海洋底の生い立ちを研究する人たちにとって、非常に重要な調査地域になっています。

 本講演では、南フィリピン海パレスベラ海盆のゴジラメガムリオンの概略、「しんかい6500」による調査が行われるまでにどんな調査が行われてきたのかなどを、後半の「しんかい6500潜航記」の前座として紹介したいと思います。


【日時】 2010年3月20日(土曜) 16時〜20時 15時50分より受付
【場所】 神奈川県立生命の星・地球博物館(小田原市入生田499)
【交通】 箱根登山鉄道(小田急線乗入)「入生田駅」下車徒歩3分
(お車の場合は箱根側屋外の第2駐車場をご利用下さい。)
【プレ講演】 16時〜17時 (1階西側講義室)
【主講演】 17時30分〜18時30分 (1階西側講義室)
【交流会】 18時40分〜20時 (3階レストラン) 
※交流会は事前申込制
※演者を囲んでの懇親会です。
【参加費】 講演のみ参加は無料。交流会参加費は大人1000円
【申込み】 講演会はどなたでも参加できます。交流会は事前申込みが必要です。友の会事務局(Fax:0465-23-8846またはハガキ)まで交流会の参加申込をお願いします。講演のみ参加の場合は、事前申込み不要です。
【友の会事務局】 〒250-0031 小田原市入生田499
生命の星・地球博物館友の会事務局
【友の会blog】 http://blog.livedoor.jp/kpmtomo/archives/cat_50006850.html
【問合せ】 神奈川県立生命の星・地球博物館
tel.0465-21-1515(担当:田口)

【登録日】2010.02.27

登録者情報

【登録日】 2010.02.27

【登録者】ぽっぽ

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