一般財団法人環境イノベーション情報機構
オオタカ問題シンポジウム『オオタカをどうするか』のご案内
【募集期間】| 2013.10.01〜2013.10.18 オオタカ問題シンポジウム『オオタカをどうするか』
■開催概要
開催時期:2013年10月23日(水)18:00開始〜21:00終了(17:30開場)
会場:明治大学駿河台キャンパス リバティータワー地下1階1001教室
参加費:無料
http://www.jila-zouen.org/event/2738
(開催案内ポスターへのリンク)
■開催趣旨
環境省は、種の保存法にもとづいて国内希少種に指定されているオオタカの指定
解除の検討をはじめる、としています。これは、近年、個体数が十分回復したた
めという理由によるものです。しかし、オオタカの個体数が増加したとするなら
ば、それは「猛禽類保護のすすめ方」などにもとづいて関係者がオオタカの保護
に努めてきたことや、環境影響評価で生態系の上位種が大切であることの認識が
増してきたことなどによるものであり、同時に保全対策技術が向上してきたこと
も大きな要因と考えられます。
それにともなってオオタカは自然保護のシンボルともされ、オオタカの棲む街づ
くりの動きもみられるようになっています。これはオオタカを大事にしようとす
る動物観が育まれてきたことによるものでもあります。指定種の解除によって、
このような動きが消滅して、個体数が再び減少することが危惧されます。さら
に、指定種の指定や解除には科学的なデータが必要であることは言うまでもあり
ません。
このようなことから、今般、この問題について幅広く議論する場が必要であると
考えて、シンポジウムを開催することとしました。
■講演内容
(1)種の保存法と指定種について
中島 慶二( 環境省 自然環境局野生生物課長)
(2)オオタカの生態と生息状況
金井 裕( 公益財団法人日本野鳥の会 参与)
(3)オオタカ保護と動物観
亀山 章( 公益財団法人日本自然保護協会 理事長)
(4)オオタカ保護制度のあり方
辻村 千尋( 公益財団法人日本自然保護協会)
(5)オオタカの保全対策技術の進歩
春田 章博( 公益社団法人日本技術士会 元理事)
(6)地域環境の保全とオオタカ
恵良 好敏(NPO法人 NPO さとやま)
■CPD登録
緑化・環境CPD、土木学会CPD
■開催機関
<主催>
公益財団法人日本自然保護協会
公益社団法人日本造園学会 生態工学研究委員会
<共催>
明治大学専任教授連合会
<後援>
ヒトと動物の関係学会
公益財団法人日本野鳥の会
認定NPO 法人 自然環境復元協会
環境省
■参加申込
メールにて以下の内容をお知らせ下さい。
定員に達しない場合は締め切り期限後も受け付けます。
お問合せ下さい。
1.お名前(ふりがな)、2.所属、3.E-mail
申し込み先:倉本 宣(明治大学農学部)
kura[at mark]isc.meiji.ac.jp
締切:10/18( 金) ※先着200 名
【登録日】2013.10.01