一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境月間企画 環境セミナー『北方圏としての北海道の自然と環境』
自然や環境は主に「北海道」「日本」というように行政区画単位で語られるか、地球全体の問題として抽象的に語られることが多いのではないでしょうか?
自然環境が主に気候によって特徴づけられていることを考えると、北海道の環境は植生などに共通点の多い北方圏諸地域とのつながりを通して考えてみることで、これまでと違った価値を見いだすことができるかもしれません。そこで、北方圏諸地域と北海道の自然や生活スタイルなどを、各分野の専門家にそれぞれの切り口でお話しいただきます。
●第1弾「北方圏の自然と暮らし」(札幌)
北方圏の特色である「寒さ」は、人間が生活するうえで様々な制約をもたらします。その自然は人の暮らしや環境にどう影響しているのでしょうか?北方圏であることの特徴や北方圏諸地域と私達が住んでいる北海道を比べながら生活スタイルや文化の類似点、相違点をお話ししていだだきます。
[日時] 6月24日(火)18:30〜20:30
[会場] 環境サポートセンター
(札幌市北区北7条西5丁目5番 札幌千代田ビル1F)
[講師] 秋田谷 英次氏
(北星学園大学教授、元北大低温科学研究所所長)
●第2弾「北方圏の自然に果たすサケの役割」(札幌)
北方圏の海は世界有数の海洋資源の宝庫であり、人間だけでなく野生動物にとっても重要な役割を果たしています。
森が海を養い、海の栄養をサケが山に運ぶ・・・。
北方圏諸地域が持つ独特の自然の循環をサケの生態を通して考えてみます。
[日時] 6月26日(木)18:30〜20:30
[会場] 環境サポートセンター
(札幌市北区北7条西5丁目5番 札幌千代田ビル1F)
[講師] 帰山 雅秀氏(北海道東海大学教授)
●第3弾 「子ども達に伝える北方圏の自然」(江別)
北方圏諸地域の環境にはたくさんの特色や共通点・相違点があります。
地球にとってとても重要な北方圏の環境をテーマに、この3月にエコハンドブックが作成されました。これを題材に子ども達に北方圏の環境をどう伝えていくかを考えてみます
[日時] 6月28日(土)16:00〜17:30
[会場] 江別市野幌公民館
(江別市野幌13-6 Tel 011-382-2414)
[講師] 辻井 達一氏(財団法人北海道環境財団理事長)
※上記共通して
[参加費] 各回500円
[定員] 各50名程度
[主催] 財団法人北海道環境財団、江別環境広場実行委員会(6/28のみ)
[後援] (社)北方圏センター
[申し込み方法] tel、E-mailにて、、名前(ふりがな)、所属、tel、希望するセミナーを下記までお知らせください。
[問い合せ先・申し込み] 環境サポートセンター(10時〜18時 月・祝休み)
tel 011-707-9025 E-mail:kimura@heco-spc.or.jp
【登録日】2003.06.09