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イベント情報カーボンニュートラルとネイチャーポジティブの 両立に向けた世界の潮流

カーボンニュートラルとネイチャーポジティブの 両立に向けた世界の潮流

【カテゴリ】 自然環境 生物多様性

【開催日】2024.06.19

【開催地】東京都


会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【講師】
(株)野村総合研究所 コンサルティング事業本部
サステナビリティ事業コンサルティング部 
チーフコンサルタント
稲垣 彰徳(いながき あきのり) 氏

【重点講義内容】
気候変動緩和と生物多様性保全は、従来から平行して国際的な枠組みで議論が進められてきた。企業における対応としては、気候変動緩和が先行しているが、生物多様性保全も必須の状況になりつつある。一方で、気候変動緩和と生物多様性保全の打ち手のトレードオフも指摘されており、企業としては、情報開示や目標設定から実行のフェーズへ移行するにあたり、悩ましいテーマとなっている。
本講演では、気候変動緩和と生物多様性保全を両立する企業の対応の方向性について、国際的な潮流や先行事例を交えて解説する。

1.気候変動緩和と生物多様性保全の潮流の相似形
  国際的な枠組みでの議論の経緯、国際イニシアチブの比較、カーボンニュートラルとネイチャーポジティブの定義

2.気候変動緩和と生物多様性保全に関わる各国政策
  欧州、イギリス、アメリカ、日本、その他各国の目標とマイルストーン、主要な規制・制度の検討状況と企業への影響

3.気候変動緩和と生物多様性保全の現状
  気候変動緩和の定量指標である温室効果ガス排出と生物多様性保全の定量指標である保全地域比率の各国の現状と特徴

4.カーボンニュートラルとネイチャーポジティブの二律背反と統合
  二律背反に関する国際的な議論、開示・報告などにおける統合の動向、解決策として期待されるNbS(Nature-based-Solutions)の事例

5.企業における脱炭素転換と自然資本活用の共存
  クレジット等の経済的なスキーム、企業の事業活動・サプライチェーンと打ち手の仮説

6.質疑応答/名刺交換

【講師プロフィール】
稲垣 彰徳(いながき あきのり) 氏
2008年 野村総合研究所入社。コンサルタントとして主にエネルギー分野における事業戦略策定、新規事業開発に関わるコンサルティング・実行支援に従事。現在は業界横断でカーボンニュートラルやネイチャーポジティブの実現に向けた官民のコンサルティングや地域・企業向けの講演等の対外発表を行っている。

【登録日】2024.04.26

登録者情報

【登録日】 2024.04.26

【登録者】新社会システム総合研究所

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