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イベント情報市民参加の環境政策づくり ―キーワードは「オーフス条約」―連続勉強会

市民参加の環境政策づくり ―キーワードは「オーフス条約」―連続勉強会

【カテゴリ】 環境一般 市民活動

【開催日】2004.02.18

【開催地】東京都


【募集期間】| 2004.01.10〜2004.02.18
市民参加の環境政策づくり
―キーワードは「オーフス条約」―連続勉強会

環境問題の多様化・深刻化に伴い、的確な環境情報を得ることや、市民の声が環境行政に反映されるように行政とパートナーシップで政策作りに参加することが注目されています。1992年の地球サミットで採択された「アジェンダ21」では、環境問題に関する、情報へのアクセスや、市民参画の重要性が提唱され、10年後のヨハネスブルグサミットでも、持続可能な社会づくりに向けて、市民参加の必要性は確認されましたが、日本ではこの理念を実現するためのルールや仕組みはまだ整備されていない状況です。今回の勉強会では、この理念を具体的に実現するために採択された「オーフス条約」について知り、その理念を日本でどうやって実現するか、今の日本の法律や条例などの制度のどこが問題で、どう変えていけばよいのか、私たちに何ができるのか、などについて、専門家のお話やワークショップ、ロールプレイングを通して考えます。

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■概要
開催日:
・第1回 2004年1月30日(金)18:45〜20:30
・第2回 2004年2月18日(水)18:45〜20:30
・第3回 2004年3月25日(木)18:45〜20:30
  ※全回18:30受付開始

○会 場:環境パートナーシップオフィス(EPO)
○主 催:環境パートナーシップオフィス(EPO)/
      地球環境パートナーシッププラザ(GEIC)
○共 催:オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク(オーフス・ネット)
○定 員:60名(申込み先着順)
○参加費:無料


■プログラム
□第1回 『オーフス条約』ってなんだろう?
〜オーフス条約を知るためのお話とミニワークショップ
 お話・話題提供:高村ゆかりさん(静岡大学助教授)

第2回 環境の『ジョウホウ』をGETしよう!
〜環境情報公開を可能にするには〜
 ファシリテーター :三木由希子さん(情報公開クリアリングハウス室長)
 コメンテーター:中村 晶子さん(弁護士)

第3回 自分たちで環境政策をかえよう――『参加』『参画』のススメ
 〜オーフス条約を活用する市民ワークショップ
 ファシリテーター :礒野 弥生さん(東京経済大学教授)
 ※3回とも進行は後藤隆さん(オーフス・ネット事務局次長)


■講師紹介
○高村ゆかりさん(第1回)
静岡大学助教授。1964年島根県生まれ。専攻は国際法学・国際環境法学。京都大学法学部卒、一橋大学大学院法学研究科修士課程修了(法学修士)、同大学院博士後期課程単位修得。1998年4月より現職。2000年〜2001年にロンドン大学客員研究員。著書・論文など多数。

○三木由希子さん(第2回)
 (特活)情報公開クリアリングハウス室長。1996年から情報公開法を求める市民運動の事務局スタッフを務め、1999年7月の情報公開法成立後、情報公開クリアリングハウス設立に携わり現職に。

○中村 晶子さん(第2回)
 弁護士。ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議 事務局次長国民会議では、ダイオキシン類汚染の状況に関する情報公開請求を行ってきた。自治体の情報公開審査会委員も務めるなど、情報公開法、条例の運用の実態について経験が豊富。
礒野 弥生さん(第3回)
 東京経済大学現代法学部現代法学科教授。専門は行政法、環境法。環境行政における住民の権利や参加、および環境行政における自治体の役割をメインテーマとしている。

○後藤 隆さん(進行)
 オーフス条約を日本で実現するNGOネットワークの設立と同時に事務局次長に就任。また、「ViVa!ボランティアネット」編集長を兼任。フリーな立場から環境問題に関する市民活動に携わる。


■オーフス条約って?
オーフス条約は、
環境に関する情報へのアクセス権、
意思決定における市民参画、
環境問題に関する司法へのアクセス権
についての国際的な最低基準を定めたもので、1998年6月、デンマークのオーフス市で行われた国連欧州経済委員会で採択され、2001年10月に発効しました。現在までに27カ国が批准しています。


■オーフス・ネットとは
「オーフス条約を日本で実現するNGOネットワーク」(オーフス・ネット)は、オーフス条約の理念に賛同する市民や、NGO/NPO、弁護士など法律の専門家、学者らが連携し、オーフス条約の基準を国内で実現することを目指して設立されました。オーフス条約に関する啓発活動や情報交換、条約の基準を満たす国内法の整備に関する提言活動などを行うとともに、アジア版オーフス条約の成立や、国連全体の条約化に向けて各界に働きかけていきます。


※オーフス条約・オーフス・ネットについて詳しくは以下のページをご覧ください。
http://www.viva.ne.jp/action/scramble/6.html


【お申込み・お問合せ】
環境パートナーシップオフィス(EPO)担当:星野
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
TEL:03-3406-5180 Fax:03-3406-5064 
E-mail:epo@env.go.jp

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下記の項目をご記入の上、メールまたはFAXでお申込みください。定員に達し、ご参加できない場合のみご連絡を差し上げます。
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