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イベント情報立教大学・連続公開講演会(第4回)「異文化の音、自然の音─音楽を〈異化〉する」

立教大学・連続公開講演会(第4回)「異文化の音、自然の音─音楽を〈異化〉する」

【カテゴリ】 環境学習 その他(環境学習)

【開催日】2006.03.18

【開催地】東京都


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立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科
文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブ 採択プログラム
http://www.rikkyo.ne.jp/grp/cri/project/kenkyu-05daigakuin-0.htm
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連続公開講演会(第4回)
 「異文化の音、自然の音─音楽を〈異化〉する」
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このたび本研究科の「持続可能な未来へのリサーチワークショップ
(異文化コミュニケーション学の構築をめざして)」が、文部科学省の
平成17年度『「魅力ある大学教育」イニシアティブ』に採択されました。

その活動の一環として、今年1月より連続公開講演会を開催しております。
本講演会は、「持続可能な未来への異文化コミュニケーション学」構築の
ための場を提供することが主な目的であり、毎回幅広い領域から研究者・
専門家をお招きする予定となっております。

第4回目の今回は、「異文化の音、自然の音─音楽を〈異化〉する」と
題しまして、新しい音楽の本性を模索し続けた日本のポップス、ロックの
営みを、異文化コミュニケーション論の視点から検討していきます。

関心のある多くのみなさまの参加をお待ちしています。

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【開催概要】

●日 時:2006年3月18日(土) 16:00〜18:00(開場:15:30)

●会 場:立教大学 池袋キャンパス 9号館大教室
      東京都豊島区西池袋3-34-1(JR池袋駅東口から徒歩約10分)
      http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/index.html

●参加費:無料

●申込み:事前申込みが必要となります!
     次の必要項目にご記入の上、申込みをしてください。
     
     送信先:立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科
         リサーチワークショップ運営機構
         E-mail: irw@grp.rikkyo.ne.jp
     
     *お名前(ふりがな)
     *所 属(団体・会社・学校名)
     *連絡先(E-mailもしくはTEL/FAX)

●主 催:立教大学大学院 異文化コミュニケーション研究科
     〔http://www.rikkyo.ne.jp/grp/grad/i-c/index.html

■講演会に関するお問い合わせ先(参加申込み先):
  立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科
  リサーチワークショップ運営機構
  TEL/FAX: 03-3985-4732
  E-mail: irw@grp.rikkyo.ne.jp

■講演会告知サイト(公式)
  http://www.rikkyo.ne.jp/grp/grad/i-c/rw/060318kouenkai.html
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【講演会概要】

日本のポップス史は邦楽による洋楽との葛藤の歴史であり、近代との
せめぎあいであった。このことを日本のポップ・ミュージックが自覚的に
理解し、その自覚そのものを音楽の表現として展開した例外的な時期の
ひとつが1970年代初頭であり、その中心的な担い手が、のち(70年代末)に
イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)を結成した作曲家、演奏家の
細野晴臣氏である。
本講演会では、1960年代後半に異文化としてのロック、ポップスに向き合い
ながら、新しい音楽の本性を模索し続けた日本のポップス、ロックの営みを、
異文化コミュニケーション論の視点から検討する。

細野氏の仕事は、加藤周一の「雑種文化論」に比すべきハイブリディティの
思想としてきわめて重要な意義を帯びている。ジャズ、ポップス、ロックは
その本性からしてハイブリッド性、クレオール性を帯びているが、細野氏の
仕事はそれをつねに意識化した表現として、邦楽対洋楽の二元論を越える
試みであり続けている。
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【講師略歴】

▽講師:細野晴臣氏(作曲家・音楽プロデューサー)

■略歴
1969年:「エイプリル・フール」に加わりプロとしてデビュー
1970年:大滝詠一、鈴木茂、松本隆とともに「はっぴいえんど」を結成
1973年:「はっぴいえんど」解散
1978年:Y.M.O.としての第一作を発表。
1983年:Y.M.O.散開。
1992年:青森県森田村の野外円形劇場でアイヌ民族や縄文文化に関連する
    コンサートに出演(〜1993年)。
1999年:久保田麻琴とともに「ハリー&マック」を結成
2000年:鈴木茂、林立夫とともに"ティンパン"を結成
2002年:バンド「SKETCH SHQW」を結成

▽講師:三上敏視氏(作曲家・音楽プロデューサー)

■略歴
1978年:札幌でバンド活動や自主制作映画活動などに参加
1979年:QUOTATIONS結成
1994年:気功法「香功」のために音楽テープを創作
1995年:アボリジニの友人から託されたディジェリドゥーの演奏を始め、
    宗教学者鎌田東二氏との奉納演奏や細野晴臣の即興演奏ユニットに
    参加(〜現在)
1996年:気功・太極拳、リラクゼーションなどのためのCD『気舞』を製作。
2001年:平凡社別冊太陽「お神楽」を企画編集。
    現在、猿田彦大神フォーラム世話人。
       細野晴臣「Ether Vibe」メンバー。

☆総合司会:野田研一氏(本学教授)

本学大学院異文化コミュニケーション研究科教授。研究科委員長。
専門はアメリカ文学、環境文学および環境コミュニケーション論。
著書:『交感と表象─ネイチャーライティングとは何か』(松柏社、2003年)。
編著書:『越境するトポス─環境文学論序説』(彩流社、2004年)。
論文:「いま/ここの不在─発見の物語(ナラティブ)としての『ウォールデン』」
   (上岡克己、高橋勤編『ウォールデン─英米文学作品論シリーズ2』、
   ミネルヴァ書房、2006年刊予定)、
   「自然のテクスト化と脱テクスト化-ネイチャーライティング小史」
   (富山太佳夫編『岩波講座 文学 第7巻-自然と文学』岩波書店 、
   2003年)、
   「自然/野性の詩学-星野道夫と藤原新也」(『ユリイカ』12月号、
   青土社、2003年)。
翻訳:エドワード・アビー『荒野、わが故郷』(宝島社、1995年)。


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【登録日】2006.03.03

登録者情報

【登録日】 2006.03.03

【登録者】萩原 豪

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