一般財団法人環境イノベーション情報機構
クリーンルーム 粗大粒子対策・静電気対策 セミナー
現場の“こまった!”には、半導体ベースの教科書は答えてくれません
不良・トラブルの主な原因、少し粒径の大きい 『粗大粒子』 を丁寧に解説します
実験ムービーを多用した、初級者にも一目瞭然の見てわかるセミナー です!
【 クリーンルームの粗大粒子対策・静電気対策 】
・2013年10月23日(水)
・シーズシー有限会社 代表取締役 稲永健 先生
・詳細 http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC131067.php
<プログラム>
1. クリーン化の基本〜粒子・気流について〜
1-1 クリーンルーム技術とニーズ
1-2 クリーンルームの定義と規格
1-3 クリーンルームの設計思想
1-4 対象となる粒子の大きさと挙動について
1-5 気流について
1-6 ゴミはどこから来るのか?
1-7 粗大粒子対策が重要
1-8 粒子の見える化
1-9 クリーンルームライトの活用
1-10 表面清浄度とは?
1-11 表面清浄度の管理ツール
2. 異物の付着と除塵について〜大切な製品に異物を付着させないために〜
2-1 付着のメカニズム
2-2 作業員からの発塵
2-3 クリーンルーム内の発塵
2-4 付着持込み対策
2-5 除塵について
2-6 再付着の問題
2-7 クリーンルームの4原則
2-8 付着させない技術
3. 静電気対策について
3-1 間違いだらけのクリーンルームにおける静電気対策
3-2 ESD対策を選べばよいのか? ESA対策を選べばよいのか?
3-3 加湿と静電気対策
3-4 イオナイザーの適切な使い方
3-5 除塵と静電気による再付着
4. クリーン化機器について
4-1 エアシャワーの効果
(髪の毛・繊維くず・ポリアミド系異物・パーティクル)
4-2 エアシャワーで落としたゴミはどこへ行く
4-3 エアシャワーと静電気吸着
4-4 クリーンルームの清浄化メカニズム(換気回数について)
4-5 拡散板の効果
4-6 局所クリーン化
5. 作業員からの発塵・対策 クリーンルーム6S対策
5-1 クリーンルームの6Sとは?
5-2 躾と習慣はこのように導入しよう。
5-3 現場で使う本当のクリーンウエアのデータ
5-4 清掃用具と評価について
5-5 整理・整頓
5-6 クリーン化文化を作ろう(習慣づけ)
6. まとめ
7. 質疑応答
クリーンルーム技術は半導体産業で培われ、その後、日本の多様な分野業種で採用されて、品質の向上や生産性の向上に役立ってきました。しかし、近年、クリーンルーム技術そのものを見直そうという動きが拡がっています。実際の現場では、半導体で問題となるような微粒子ではなく、不良の原因となるのは目には見えないが、もう少し粒径が大きい粒子だからです。このような粒子を粗大粒子(そだいりゅうし)と呼びます。したがって、粗大粒子の特徴をよく学び、対策に取り入れなければ、クリーンルームを設置しても今一つ効果が出ないこともあります。しかし、一般的なクリーンルーム教本は相変わらず、半導体をベースに書かれていますから実践的とは言えません。
本講では、現場で役立つ粗大粒子の知識とその対策技術について、見て分かる多くの実験ムービーを使用し初心者でもわかるように解説します。
◆講演中のキーワード:
クリーン化、ゴミ不良対策、エアシャワー、作業員教育、静電気対策
◆受講対象者:
プラスチック、フィルムなどの化成品の製造・加工・組立、エレクトロニクス、光学、精密機器、自動車、カーエレクトロニクスなどのクリーンルーム担当者(製造、品管、生産技術)の方
<< 詳細・お申し込みは↓↓ >>
http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC131067.php
【登録日】2013.08.13