一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

イベント情報e-methane社会実装に向けた最新動向

e-methane社会実装に向けた最新動向

【カテゴリ】 エネルギー その他(エネルギー)

【開催日】2024.02.08

【開催地】東京都


会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【重点講義内容】
T.e-methaneを切り札とした都市ガスのカーボンニュートラル化に向けた取り組み

一般社団法人日本ガス協会 企画部長
[大阪ガス株式会社 理事]
野口 隆浩(のぐち たかひろ) 氏

13:30〜14:30
日本ガス協会は2020年11月に「カーボンニュートラルチャレンジ2050」を発表した。エネルギー自給率の低い日本において、エネルギー安定供給という大前提のもと、産業競争力強化と経済成長を両立した上でカーボンニュートラルを実現することが重要となる。様々なクリーンなエネルギーの検討が進む中、天然ガスやe-methaneが果たす役割とは何か?世界の動向を踏まえ、e-methaneの導入の意義や課題、普及拡大に向けた取組を紹介する。

1.都市ガス事業の概要
2.都市ガス業界のカーボンニュートラルへの取り組み
3.国内外におけるメタネーション技術開発の取り組み
4.e-methane社会実装に向けた環境整備に係る課題と対応
5.質疑応答/名刺交換

U.カーボンニュートラルに向けた東京ガスの取り組みとe-methaneの社会実装

東京ガス株式会社 執行役員 
水素・カーボンマネジメント技術戦略部長
矢加部 久孝(やかべ ひさたか) 氏

14:40〜15:40
東京ガスは、2050年カーボンニュートラル実現に向けて、再生エネルギーの拡大、水素の利活用、CO2の柔軟なマネジメント等、技術開発と社会実装の両側面からの取り組みを進めている。特に、e-methaneは、既存のインフラがそのまま活用できること、熱需要分野の脱炭素化に効果的であること、等から、2030年都市ガス1%相当の導入に向け海外サプライチェーン構築を推進している。

1.世界の気候変動の現状
2.国内外の脱炭素化の潮流
3.脱炭素化への水素の活用
4.カーボンニュートラル実現に向けた東京ガスの取り組み(e-methaneの社会実装)
5.質疑応答/名刺交換

V.e-methaneに求められる視点

一般財団法人日本エネルギー経済研究所
クリーンエネルギーユニット 担任補佐
次世代エネルギーシステムグループ マネージャー/研究理事
柴田 善朗(しばた よしあき) 氏

15:50〜16:50
天然ガス代替のクリーン燃料として期待されているe-methaneはCO2をリサイクルすることが目的ではなく、水素を使い易くするための方策の一つである。CO2の回収・利用・再排出という一連の挙動を伴うことから、社会実装に向けた制度設計が複雑になる。水素との関連性からe-methaneのメカニズムや意義を紐解き、必要な制度設計や今後のあるべき姿を議論する。

1.再エネ、化石燃料、水素、CCU・カーボンリサイクル、e-methaneの関係性
2.e-methaneの社会実装に向けて必要な制度設計
3.脱炭素化以外に必要な視点
4.将来的なエネルギーシステムのあり方
5.質疑応答/名刺交換

【講師プロフィール】
野口 隆浩(のぐち たかひろ) 氏
1993年 神戸大学経営学部卒業。1993年 大阪ガス株式会社入社。同社 エネルギー営業部門に配属後、業務用営業(病院、ホテル、大学等へのガスシステム等提案)、ガス料金設計、ガス事業制度、エネルギー環境政策等を担当。2013年 同社エネルギー事業部ビジネス戦略部経営企画チームマネジャー。2016年 企画部制度企画チームマネジャー。2020年 大阪ガスマーケティング(株)取締役経営企画本部長。2021年 (一社)日本ガス協会企画部長(現任)。

矢加部 久孝(やかべ ひさたか) 氏
1988年 東京大学物理工学科卒業。同年 東京ガス(株)入社。1991年 超電導工学研究所出向。1995年 東京ガス内研究所。1996年 筑波大学にて博士号(工学)取得。1997年〜2009年 燃料電池の研究開発に従事。2010年〜2019年 東京ガス内各研究所所長、燃料電池事業推進部燃料電池開発Gマネージャー。2020年 基盤技術部長。2021年 水素・カーボンマネジメント技術戦略部長。現在に至る。
【国内外委員等】IGU(国際ガス連盟)のR&D&Innovation委員会 前委員長。水素エネルギー協会 副会長。エネルギー資源学会 理事。東京湾岸ゼロエミッション協議会 幹事。NEDO、科学技術振興協会、SIP(Strategic Innovation Program)の評価委員 等。

柴田 善朗(しばた よしあき) 氏
1992年 東京大学 工学部 航空学科卒業。1994年 東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻 修士課程修了。1994年 (株)東芝 入社 エネルギー事業本部。1997年 フランス 国立パリ鉱業大学 修士課程修了。1999年 (株)住環境計画研究所 入所。2010年 日本エネルギー経済研究所 入所 計量分析ユニット。2013年 同 新エネルギーグループ、2022年から現職。

【登録日】2023.12.17

登録者情報

【登録日】 2023.12.17

【登録者】新社会システム総合研究所

この情報の修正・削除