「猿はジャングルにいるとばかり思っていたから、こんなふうに雪の中にいるなんて、とても不思議だね」。オーストラリアから観光に来た2人組の男子学生が、温泉に入る猿を背景にガッツポーズで写真を撮っていきました。
2人の背景にある温泉は、広さ約3m四方。身体を丸くかがめてお湯の中でじっとしている猿、温泉のへりに両手をかけて、うっとりと目を閉じている猿、お湯の中で仲良く毛づくろいをし合っている猿―;。全部で20匹以上が湯気の中から頭を出しています。
地獄谷野猿公苑は、1964年に開園。地元の旅館組合と長野電鉄が出資して設立した、株式会社地獄谷野猿公苑が運営しています。観光の目玉とするため猿の餌付けを始めたところ、温泉に入る猿が珍しいと評判を呼び、世界的に有名な観光地となりました。毎年、国内外から約10万人が訪れています。





