「オーレオーレ大分トリニータ!」 ─3月15日に開催された2003Jリーグ ヤマザキナビスコカップ予選では、地元大分県のサポーターが会場のビッグアイに詰めかけました。昨年(2002年)Jリーグ2部から1部に昇格したトリニータの新たな挑戦を見守るためです。実はこの日、サポーターの声援が響き渡るサッカーコート外で、もうひとつの挑戦が始まっていました。
「リユースカップにご協力くださーい」。「Reuse Cup」(リユースカップ)のロゴ入りジャンパーを着た女性たちが、場内の売店近くで観戦客にちらしを配布。一方の売店では、飲み物を買いに来た客に、「飲み終わった後、容器を持ってきていただくと100円お返しします」と、この日から本格的な導入が始まった「リユースカップ(繰り返し使えるコップ)」の仕組みを丁寧に説明します。
ビッグアイが採用したのは、高さ約20cmのプラスチック製のコップ。ジュース500mlを250円、ビール500mlを650円で販売し、これに容器のデポジット料金(預かり金)100円が加算されます。コップを返却した客には100円返金。返却せずに同じコップで「おかわり」する場合、デポジット料金100円がかからない上に、中身の飲料の値段も50円引きとなります。
リユースカップには、ごみの放置を防ぐ効果もあります。リユースカップを返却すれば100円戻ってくる「デポジット方式」(製品価格に容器代金を「預かり金」として上乗せして販売し、容器返却時に預かり金を返す仕組み)を採用しているからです。試合後の清掃にかかる手間も減ると期待されています。






