日本では、循環型社会の概念を「3R及び廃棄物の適正な処分が確保され、もって天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される社会」(循環型社会形成推進基本法)と定義している。
一方、中国では循環経済の理念を、小循環、中循環、大循環及び廃棄物の処置とリサイクル産業の4つの側面から全面的に推進しようとしている。これは「3+1」パターンと呼ばれ、日本の概念とは切り口が異なる。
小循環:企業レベルでの取り組みを指し、クリーナープロダクションを遂行して、製品とサービス中の物質とエネルギーの使用量を減らし、汚染物発生の最小化を目指すもの
中循環:地域レベルでの取り組みを指し、企業群、工業団地と経済開発区中の生態工業を発展させる。即ち、上流生産過程の副産物あるいは廃棄物を下流生産過程の原料とし、企業間の代謝関係と共生関係の生態産業チェーンを形成する生態工業団地を建設しようとするもので、簡単に言えば地域レベルでのゼロエミッションを実現しようとするもの
大循環:社会レベルでの取り組みを指し、グリーン消費を推進し、廃棄物の分別収集システムを確立し、第一、第二、第三次産業間の循環を通じて、最終的に循環型社会の実現を目指すもの
廃棄物の処置とリサイクル産業:廃棄物あるいは廃棄された資源の回収、処理、処置とリサイクル産業を確立して、廃棄物と廃棄資源の社会での循環利用問題の解決を目指すもの
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| 富栄養化で真緑と化した水源地の湖(雲南省・デン池) |
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デン池の水面の様子 |