国連食料農業機関(FAO)が5年おきに発表している世界森林資源評価(Global Forest Resources Assessment: GFRA)の2005年版によると、2000〜2005年の間に、毎年1300万ヘクタールの森林が破壊されたとしています。植林等を差し引いても730万ヘクタールが失われた計算になります。これは、世界の森林面積の0.18%に相当します。森林の消失速度は、差引の純減で1990年から2000年の間に年間で890万ヘクタールでしたから、2000〜2005年における世界の森林の破壊と劣化の進行速度はやや和らぎつつあると言えますが、依然として危機的な状況にあることに変わりはありません。
森林破壊や質の劣化は1980年代から注目を集め、報道メディアでも大きく取り上げられてきましたが、対応はなかなか進んでいません。






