◇「生物多様性ちば県戦略」の特色
千葉県では、本年3月全国初の地域戦略となる「生物多様性ちば県戦略」を策定しました。
戦略の理念については、タウンミーティングや県民会議を通じ県民から政策提言をいただき、生命のすばらしさや大切さ、そしてその恵みを後世にしっかりと守り・伝えていくことが重要であるとのことから、「生命(いのち)のにぎわいとつながりを子どもたちの未来へ」としています。
また、視点として「
地球温暖化と
生物多様性を一体的に捉える視点」、「農林漁業者やこども、女性、障害者など多様な生活と生業の視点」、「すべての施策の立案と実施に生物多様性の視点を」の3つを掲げ、概ね50年後の目標達成を目指し、今後5年間の施策の方向や取り組みを示しています。
◇県戦略の策定に当たって
千葉県では、主要な計画や戦略については、県民参画により策定することとしており、これを「千葉方式」と呼んでいます。その特徴は、
(1)「タウンミーティング」等の会議を自ら企画・運営いただく、
(2)白紙のキャンパスに自由に絵を描いていただく、
(3)行政の役割は、専門的観点から法令との整合等をチェックする、
(4)県民はプレーヤーとなり率先して施策を実行していく、
ことにあります。県戦略においても、平成18年にタウンミーティングを県内20箇所で実施し、その中で県民主体による「ちば生物多様性県民会議」が19年に設置され、「谷津田」や「有機農業」、「里山・里海」など32のテーマごとに検討が行われ、10月に県戦略への提言書が提出されました。