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環境Q&A

超伝導な地球。温暖化防止こそが、オゾン層保護なのでは? 

登録日: 2006年04月03日 最終回答日:2006年07月10日 地球環境 オゾン層

No.15928 2006-04-03 07:40:04 アモウ・タビビト

地球そのものが、超電導体なのではないか?と。
(素人のいい加減な勘ですけど^^; )
カミナリのプラズマ。回転するマイスナー効果のしゃへい電流。
気候の変動には、電磁力が影響しているように思えてきました。

そこで、温暖化現象によって
南極と北極の「氷」が溶けた場合、
超伝導体となっていた地球そのものの「反磁性体」が崩れ、
オーロラの活性化(太陽風が空気にぶつかりまくる)が始まる。
反磁性体の減少(地球の磁力の減少)は、
オゾン層破壊へとつながってゆく気がします。

人類は、なにがなんでも、
南極と北極の氷を守らねばなりません!

南極と北極を、断熱材で包み込んでも良いのではないか?

僕の発想の飛躍は どこまでもつづくのです。

総件数 4 件  page 1/1   

No.15929 【A-1】

参考文献。

2006-04-03 19:45:34 アモウ・タビビト

まずはじめに、相模原市立博物館の宇宙研究の部屋で
見つけた オーロラの本(売り物ではなかったので、タイトル忘れ。^^;)より以下引用(コピーさせていただきました)。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「26.太陽の中に地球がいるってほんと?」
 ほんとうです。びっくりしましたか?
 太陽風というのは、太陽の待機そのもので、その太陽風は太陽系を充たしていますから、地球は太陽の大気の中にいるというわけです。「わーッ、大変」と思うでしょうが、幸い地球は磁場をもっていて、太陽風という高温気体が直撃できない仕組みになっています。そんな仕組みがあるからこそ、私たち生命がこの星に生まれてきたのです。惑星間空間の中に、ホンの小さな空洞があり、私たちは例外的ないい場所に住んでいるというわけです。
 しかし、太陽風が地球圏のまわりを、すーっと通り過ぎていっているわけではありません。地球圏には小さな窓があり、その窓が大きく開いたり小さくなったりしていて、太陽風のエネルギー圏の外側を流れる太陽風の息づかいを、私たちはオーロラという形で感じとっているというわけです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「32.地球の磁場は一定なの?」
地球がどのようにして磁力を持つに至ったかが、まだ謎。
なぜ、変動するのかも、謎。地球の磁力は一定じゃありません。
 地球は電磁石。電流の量の変化は、磁力の変化。電流の向きが変われば、磁場の逆転も生じます。あの巨大な太陽も11年ごとに南北の磁極が入れ替わります。
 ところで、今、地球の磁力がどんどん減っているのをご存知ですか?19世紀初めに、ドイツのガウスが地球磁場を測定して以来、年に0.05−0.07%の割合で着実に減少しているのです。

回答に対するお礼・補足

「46.地球温暖化が進むとオーロラはなくなるの?」
 「オーロラは寒い地域で見える」「いま地球温暖化が進んでいるから」、三段論法でくる推測でしょうか?しかし、オーロラの発生は気温とは関係ありませんから、ご心配ご無用。
 地球的規模の長期的な気候変動とオーロラの発生には、統計的な関係があり、太陽活動が両方に影響しています。ただし、これでいくと、「温暖化=オーロラ消滅」の推論とは逆で、地球温暖化はオーロラの活性化につながります。最近の人工衛星の観測によると、太陽からの光のエネルギー総量と黒点の数(つまり、太陽活動度)には、正の関係。「太陽定数」は、実は定数ではなかったのです。黒点の11年周期で、エネルギー総量が0.1%程度変化しているからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さてさて、次に。僕が手にとった本は、「超電導入門」など。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「10歳からの超電導」橋本尚 著 
108ページあたりから引用

ガラスの容器に液体窒素を入れ、これにイットリウム、バリウムなどによるセラミックスの化合物からできた円盤状のかけらを入れて冷やす。
 じゅうぶんに冷やされたかけらを、割り箸やピンセットなどではさんで、すばやく永久磁石の上に置くと、まるで何かに支えられたようにピタッと宙で止まる。これが有名な「マイスナー効果」である。
 セラミックスが磁化したわけではない。マイスナー効果とは、超電導になっているときだけに起きる、物質が磁束をはじき出す特殊な現象である。「反磁性体」(超電導)

 1933年、超電導が示すマイスナー効果を、ドイツのマイスナーとオクセンフェルトの二人が発見。
 二人は、金属の球の弱い磁界の中で臨界温度以下に冷やして超伝導状態にすると、金属球の中の磁束がゼロになることを発見。
つまり、球の中を通るはずの磁束が外に押し出されてしまうのだ。
 なぜか? それは超電導になった金属球が磁界の中におかれると、金属球の表面の0.1ミクロンぐらいの、ごく薄い層に直流電流が流れ、まるで、電磁石のようになるからである。そして、その電流の向きは外の磁束を打ち消すように流れる。このため金属球の表面と外の磁束が互いに打ち消し合い、それによって完全な反磁性体になるのである。
 この電流は、磁束を押し止める(しゃへい〔遮蔽〕する)という意味で、「しゃへい電流」と呼ばれている。
 しかも、不思議なことに、このしゃへい電流の電流密度は非常に大きく、一平方ミリメートルあたり100万アンペアにもなる。これは、銅線に普通に電流が流れる場合の一平方ミリメートルあたり10アンペア程度に比べると大変な違いである。

No.15931 【A-2】

Re:超伝導な地球。温暖化防止こそが、オゾン層保護なのでは?

2006-04-03 20:38:43 isisan

A−1への記載事項が著作権法第32条による
「引用」の条件を満たしていないと思われます。

回答に対するお礼・補足

すんません。今、調べました。HPも発見しました。

「オーロラの50のなぜ」
制 作
名古屋大学太陽地球環境研究所
りくべつ宇宙地球科学館
大村純子・絵
http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/ste-www1/naze/aurora/

それから、恥ずかしいことに、
漢字の変換ミス(苦笑)が。^^;(滝汗)

「超伝導」じゃなくて、「超電導」ということで。

僕の間抜けさを笑ってくださいませ。

No.17397 【A-3】

訂正。地磁気ついて。

2006-07-10 22:38:08 アモウ・タビビト

下記URLより。

http://www.kusa.ac.jp/~kenji-y/c21/assess/barrier1.html

『現在の...』というのは、地球の磁極は非常に長い年月を周期として反転を繰り返しているらしいからです。ともかく(現在は)、南極から出て北極へと向かう磁界(磁場ともいいます)があるために、太陽風の荷電粒子はローレンツ力 という磁界からの力を受けてその軌道を曲げられます。

回答に対するお礼・補足

下記URLより、抜粋。ご参考まで。

http://www.takasaki.ed.jp/ssh/ssh16/h16-1nen/sentan/1-20.htm

3.オーロラの起源 ・オーロラの起源は太陽なのであるが、まだよくわかっていないことが多く、現在もなお研究を続けている。
・太陽からは数億度にも達する超高温の風を四方八方に出している。この風は超高温の光速近くまで加速した荷電粒子を含んでいる。この風のことをフレアといい、地球に向かって吹いてきている。
・もともとは、地球の持つ磁力線は電磁石と同じように磁力線の軸に対称な放物線で構成されている。
・磁場のある空間では、荷電粒子はその力を受けるので、太陽風の荷電粒子は地球磁気圏を避けて流れる。
・物質を構成する原子核が解離している状態のことをプラズマといい、フレアによって作られたこのプラズマが地球の磁力線に近づくと地球の磁力線を曲げてしまって、磁力線が彗星の尾のような形になってしまうと同時に、地球の尾の部分に電池を作る。
・フレミングの法則によって電子や陽子が磁力線に巻きつくため、磁力線は宇宙空間では導線と同じ働きをする。
・地球の尾に出来た電池から磁力線の導線を伝わって電流が地球の両極に流れ、大気と衝突して発光する。これがオーロラである。

No.17398 【A-4】

訂正。磁石の地球について。

2006-07-10 22:48:37 アモウ・タビビト

サイエンスパートナーシッププログラムより抜粋。

URLは、消滅しているが。
http://72.14.235.104/search?q=cache:n0HmKmuofX8J:www2.nict.go.jp/dk/c216/SPP/SPP_20051217a_light.ppt+%E5%A4%AA%E9%99%BD%E9%A2%A8%E3%81%AE%E8%8D%B7%E9%9B%BB%E7%B2%92%E5%AD%90&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=2

オーロラのふるさと

太陽フレア
 数億度にも達する超高温の荷電粒子が光速近くまで加速され噴出される現象

太陽風
フレアなどによって放出されるプラズマ(荷電粒子)の流れ

太陽は、制御不能で防護壁もない核融合炉!

プラズマ(荷電粒子)
物質を構成する原子は原子核(プラス)と電子(マイナス)で出来ている
高温・低圧などの環境では、電子と原子核が分離した状態になる。これをプラズマと呼ぶ。
プラズマはそれぞれの粒子が電荷を持ちながら全体としては中性を保つ。

地球は磁石
そこにプラズマが近づくと・・・
もともとは地球の持つ磁力線は棒磁石と同じ様に軸に対象な形
プラズマの流れがあると、磁力線は吹き流され、彗星のような尾をもつ

フレミングの左手の法則
磁場のある空間では荷電粒子は力を受ける。
荷電粒子は磁力線を横切ることができず、磁力線に巻きつく動きをする。磁力線方向には自由に動ける。

バリアー

電線

磁場の中では荷電粒子は独特の運動をする
ゲームでそれを実感!

地球の尾に作られる巨大な電池

太陽風の荷電粒子は地球磁気圏を避けて流れる。

荷電粒子は地球のしっぽ(磁気圏尾部)で+とーに分かれ、電池となる。 電流の流れやすい磁力線を伝わって、電離層に電流が流れる。

地球の磁場はバリアーになり、生命を守っている!

そしてオーロラは生まれる

磁力線に沿って流れる電流の実態は電子や陽子
これらの荷電粒子が地球の大気と衝突し発光する現象がオーロラ

磁力線に沿った電流の発見

ノルウェーの物理学者ビルケラントが発見
ビルケラント電流または沿磁力線電流と命名
ノルウェーのお札になっている

オーロラ実験装置

沿磁力線電流

ここまでのまとめ

太陽風によって荷電粒子がやってくると
地球磁気圏尾部に電源が形成され
電流の流れやすい磁力線を伝わって電離層に電気(荷電粒子)が流れる。 この電気(荷電粒子)が地球の大気に衝突して光るのがオーロラ。

回答に対するお礼・補足

一昨日、買った本「最新科学 おもしろ雑学帖」
(著者 中西貴之) の 19ページに

超電導体の3つの不思議な効果。

「ジョセフソン効果」
「マイスナー効果」
「ピン止め効果」

の 解説が書かれていて。

この「ピン止め効果」に ピンッときた。

かつて、自分が 組み立てようとした
コンセプト「地球は 超伝導体」を思い出す。

「ピン止め効果」解説。

超伝導体に さらに強い磁場をかけると
超伝導体の中に 磁力線が進入し、
磁力線が超伝導体の中の不純物に集中します。
この状態は あたかも磁力線という目に見えない
ピンで超伝導体が永久磁石に固定されたように
見えます。

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