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環境Q&A

アスベスト除去工法 

登録日: 2006年04月11日 最終回答日:2006年04月30日 大気環境 大気汚染

No.16034 2006-04-11 10:16:07 請負業者

アスベストの除去工事を発注しようと思っているのですが
高いコストで困っています。
ある業者が、除去に当たって、除去前に薬液等による
湿潤化し除去することについて、清水を噴霧し湿潤化
する事で労働基準監督署等へ申請すれば、コストダウンで
問題ないと聞きました。
確かに、密閉状態の中であれば外に漏れなければ問題ないと
判断されるのでしょうが、本当に違反行為ではないのでしょうか?
どなたか詳しい方がおられましたら、教えてください。

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No.16328 【A-6】

Re:アスベスト除去工法

2006-04-30 17:48:39 火鼠の衣

私は、吹きつけ材なら、水で十分湿らせたあと、書き落とせば、いいと思いますよ。アスベスト繊維は、吸水性が高いので、湿らせれば、飛散は極端に落ちますよ。アスベストのなかでは、アモサイトが吸水性が悪いようですが、今の撤去は、ほとんどクリソタイルではないかと思います
水で湿らすといっても、ホースでバちゃばちゃではないですよ。霧状の水を十分吹いて、乾燥させないようすることが大切だと思います。前に剥離作業で、溶剤を吹いていて、作業者が倒れたというのを、聞いたことがあります。
密閉状態での作業ですので、溶剤の使用は十分注意してください。解体には、養生費用、廃棄費用等馬鹿にならないとは思います。もう1つ、解体作業中に作業者が、作業着のまま、でてきて周辺を汚染してしまう場合があります。
作業単位を、適切にしないと、周辺汚染を起こしますよ

回答に対するお礼・補足

有難うございます。結局作業者の安全措置が薬液(溶剤)を使う事によるリスクと使わないリスクのどちらが大きいのかの非格になるようですね。

No.16312 【A-5】

Re:アスベスト除去工法

2006-04-28 23:45:20 水だけ?

>ある業者が、除去に当たって、除去前に薬液等による
>湿潤化し除去することについて、清水を噴霧し湿潤化
>する事で労働基準監督署等へ申請すれば、コストダウンで
>問題ないと聞きました。

水だけでコストダウンですか・・・・
撤去する規模にもよるでしょうが、
吹きつけアスベストの掻き落とし作業を行うのに
「水だけでいい」
そんなもんですかね・・・・

たしかに法令上は「湿潤化」させればいいのでしょうけど・・・労働基準監督署では書類が通ってしまうのでしょうね。
なぜ保全措置をとらねばならないのか。
保護具を着用する目的はわかっているのでしょうか。
そもそも石綿の性質はわかっているのでしょうか。

>高いコストで困っています。
高いと感じているのは解体費用ですよね?
「リスクとはなにか」をよく考えて、その対策のための費用を「コスト」と考えたほうがよいのでは。
「安いが一番」では、ともすると後々に問題を残しかねませんよ。

回答に対するお礼・補足

有難うございます。結局作業者の安全措置が薬液(溶剤)を使う事によるリスクと使わないリスクのどちらが大きいのかの非格になるようですね。

No.16307 【A-4】

Re:アスベスト除去工法

2006-04-28 14:35:29 アミアントス

>水を噴いてもいいと思いますよ。半端な薬剤は、かえって後の問題を起こしかねません。石綿則では、養生シートの厚さや養生の方法は、しっかり限定しております。湿式にする事により、一緒に噴かれている炭酸カルシウムやセメントが多少溶けるし、石綿なら吸水が強いので、飛散はしなくなると思います。薬剤での作業者被害のほうが心配です。ただしレベル1の保護具は確実にしていただきたいな

回答に対するお礼・補足

非常に貴重なご意見有難うございます。
現状、薬液の効果が明確になっているものか
不明な点があります。その点からも貴重な
ご意見と思います。

No.16113 【A-3】

Re:アスベスト除去工法

2006-04-14 19:08:26 はんなま

労働基準監督署へ提出する計画届に限定した話ですが、石綿障害予防規則の13条では「湿潤な状態とする」としか書いていないので、法違反かどうかだけなら清水の噴霧でも問題無いと思います。

ただ実際問題としては建設業労働災害防止協会が発行している「石綿粉じんへのばく露防止マニュアル」にもある通り、湿潤化には原則薬液を用いるべきだと思います。飛散防止用の薬剤は作業後にも石綿粉じんが発生するのを防ぐように作られていますが、清水では乾いたら再び粉じんが飛散してしまうので、結果的に余計な手間がかかってしまうのではないかと。

回答に対するお礼・補足

有難うございます。
除去している人たちへの健康被害、粉じん飛散の
時間的な経過も考えれば、その通りだと思います。
参考になりました。

No.16077 【A-2】

Re:アスベスト除去工法

2006-04-13 10:40:04 素人

私は次のように考えます。
飛散性アスベストの除去工法は、飛散防止をどのように
行うかである。
@飛散防止剤を施工前アスベストに塗布する。
A隔離養生用に使用したプラスチックシートに、     飛散防止剤を塗布してアスベスト粉じんを固定する。

具体的には、飛散防止剤に水をどれだけ加えるか
又は湿潤化のためにどれだけ水を噴霧するかであって
これにより大幅にコストダウンは無理ではないでしょう
か。

回答に対するお礼・補足

有難うございます。
結局、除去の時は、隔離した中で作業者が除去しやすく
する為と、除去中の作業者の暴露防止の
為だと思います。貴重な意見有難うございました。

No.16037 【A-1】

Re:アスベスト除去工法

2006-04-11 11:20:19 匿名

http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=15760

回答に対するお礼・補足

有難うございます。今回の質問は、飛散性のアスベストの
時、薬液等(湿潤材)の表現があやふやで、噴霧した
清水であれば効果があるといえるのかが不明でした。
もし、お分かりでしたら教えてください。

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