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環境Q&A

ISO14001での教育について 

登録日: 2006年09月26日 最終回答日:2006年09月28日 エコビジネス 環境マネジメント

No.18698 2006-09-26 04:04:57 papapa

規格要求事項における教育訓練で、著しい環境側面として特定した作業については『著しい環境影響の原因となる可能性をもつ作業』に該当しないような作業であっても1回/年程度教育を実施しなければならないのでしょうか?
ISOの規格要求事項に詳しい方がいましたらご教授願います。

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No.18712 【A-1】

Re:ISO14001での教育について

2006-09-27 10:04:55 東京都 / こん

 関係する規格の条文をもう一度読み直してみることをお奨めします。(用語、環境側面、力量,教育訓練及び自覚)
 著しい環境影響の可能性のない著しい環境側面とはどんなものか。著しい環境影響を与える作業対象か、環境側面が対象か、自覚のためか、期間の規定はあるかなど。
 その上でもう少し具体的な質問にされると良いと思います。

No.18714 【A-2】

Re:ISO14001での教育について

2006-09-27 10:50:51 きら

 きらです。

 1.ISOの規格は、必ずこうしなければならないというものではありません。
 運用する事業所・部門によって規格の解釈が異なります。
 例えば、電話によるセールス・勧誘業であれば、電話の維持管理方法、電話の使用記録等が重要になりますが、一般の企業では、そこまで必要ないのではないでしょうか。

 これと同じように、1回/年程度の教育が必要かどうかはpapapa様の方で判断すればよいことだと思います。
 場合によっては、1回/年ではなく、半年〜数ヶ月に1回は必要となるかもしれません。

 2.必要かどうかを考えるのではなく、発想を変えて、教育をしないとどうなるのか?どういうことが起きるのか?を考えてみてはどうでしょうか。
 その結果、教育を行わなくても、特にシステム上で問題が生じなければ必要ないでしょうし、逆に、困ったことが起きるというのであれば行わなければならないということがわかるのではと思います。

 3.監査員への対応:監査員と意見が違う場合
 監査員が教育は必要と判断し、papapa様は必要ないと判断した場合によくトラブルが起きます。
 このような場合には、監査員に、教育は必要ないと判断した理由を説明し、納得してもらうしかありません。

 4.御存知かと思いますが、ISOでは、ただ単に教育すればよいということではなく、教育した結果はどうだったのか、教育の効果が求められることも重要なポイントです。

 以上、ご参考までに

No.18726 【A-3】

Re:ISO14001での教育について

2006-09-28 07:20:02 東京都 / ISO命

よく読んでください。
ISO規格では教育を要求していません。
要求しているのは力量です。力量が足りないときの手段の一つとして教育をあげています。教育以外に有能な人を採用するとか著しい側面をなくしてしまうという手もあります。

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