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環境Q&A

面音源・点音源の距離減衰について 

登録日: 2006年12月13日 最終回答日:2006年12月13日 大気環境 騒音/振動

No.19798 2006-12-13 02:59:09 さとし

広さが8000m2の敷地の上部半分にプラント施設(屋外)があります。
その周辺は安全鋼板(厚さ2mm程度の鉄板)で囲まれております。さらに、プラント施設のある上部側には防音パネル(厚さ5cm程度・35dB減衰可能)が設置してあります。

今回の質問内容は、この施設で騒音を敷地境界1mの位置で測定する場合、面音源として測定するべきでしょうか??

プラント施設を面音源として考えてよいのか、また点音源で測定する場合と比べてどちらが騒音レベルは低くおさえられるのか??
私自身、騒音に関して全くの素人です。

どなたかおわかりの方、教えていただけないでしょうか?

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No.19801 【A-2】

Re:面音源・点音源の距離減衰について

2006-12-13 16:23:14 東京都 / 深夜フライト

>広さが8000m2の敷地の上部半分にプラント施設(屋外)。
>その周辺は安全鋼板(厚さ2mm程度の鉄板)で囲まれております。さらに、プラント施設のある上部側には防音パネル(厚さ5cm程度・35dB減衰可能)が設置してあります。
>
>今回の質問内容は、この施設で騒音を敷地境界1mの位置で測定する場合、面音源として測定するべきでしょうか??
>
>プラント施設を面音源として考えてよいのか、また点音源で測定する場合と比べてどちらが騒音レベルは低くおさえられるのか??

測定方法に面音源も線音源もましてや点音源も関係ありません。
必要なのは、発生源施設と測定点の平面図、対象の区間直線距離、外壁や受音点の状況、必要に応じて縦断図、気象、・・などです。
発生施設と受音点の状況に関する参考程度にも面・線とは書かないが、外壁の状況を記述する。

音源の面、線、点が必要なのは、対象とする受音点での騒音がどの程度かを「予測する際」に考えなければいけない。
受音点側の壁の高さと幅から、受音点までの距離を踏まえて、面にするか線にするかを決定します。

測定を理解するなら(書籍)
http://www.jemai.or.jp/japanese/seminar/software/list-3.cfm#list01
工場騒音の予測をしたいのなら
http://www.jemai.or.jp/japanese/seminar/software/nos.cfm


(ちなみに調査も予測について、私事現場の状況を勘案して助言いたしますが、・・)

No.19800 【A-1】

Re:面音源・点音源の距離減衰について

2006-12-13 15:51:40 きら

 きらです。

 始めに、確認しておきたいのですが、騒音の予測ではなく、実際に測定する場合ということでよろしいでしょうか。

 私の知る限りでは、工場の敷地境界で騒音を測定する際には、音源の種類が点・線・面であろうと、測定方法は変わらないと認識しています。

 特定工場において発生する騒音の規制に関する基準
 http://www.env.go.jp/hourei/syousai.php?id=7000007

 また、予測を行う場合であれば、音源の種類は、点・線・面だけではなく、指向性・無指向性とか、面音源の場合には形状(円形・矩形・立体)によりシミュレーションの式が異なります。

 以上、ご参考までに

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