一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境Q&A

再生可能エネルギーについての研究 

登録日: 2007年07月12日 最終回答日:2007年07月19日 エネルギー 再生可能エネルギー

No.23629 2007-07-12 12:32:25 malone

再生可能エネルギーについて研究を進めていこうと考えている大学4回生の者です。

再生可能エネルギーについて書かれた論文を読んでいると、日本に存在する再生可能エネルギーの賦存量について書かれた論文はいくつかあるのですが、市町村ごとの経済性を考慮した上で書かれた論文があまりないので、それをテーマとして(賦存量だけでなく経済面でも適した市町村を抽出する)研究していこうと考えています。

しかし、そもそも再生可能エネルギーを導入するうえで市町村ごとに経済特性はあるのでしょうか。

例えば、地価が地域によって異なるので、風力発電を導入する際に、風力発電設備を設置するために必要な土地の価格が市町村によって異なるのかなと素人ながらに感じています…。

わかりにくい説明ですみませんが、よろしければご回答よろしくお願いします!

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No.23631 【A-1】

Re:再生可能エネルギーについての研究

2007-07-12 09:02:57 レス

>再生可能エネルギーについて書かれた論文を読んでいると、日本に存在する再生可能エネルギーの賦存量について書かれた論文はいくつかあるのですが、市町村ごとの経済性を考慮した上で書かれた論文があまりないので、それをテーマとして(賦存量だけでなく経済面でも適した市町村を抽出する)研究していこうと考えています。>
>しかし、そもそも再生可能エネルギーを導入するうえで市町村ごとに経済特性はあるのでしょうか。
>
>例えば、地価が地域によって異なるので、風力発電を導入する際に、風力発電設備を設置するために必要な土地の価格が市町村によって異なるのかなと素人ながらに感じています…。>
>
 ありますよ、当然です。

 重要な点が一つ。結果を出すことよりも、途中経過、例えば比較するときの基本数値などを明確にしておく必要があります。
 これは、利用できない要因が何処にあり、解決するのにどの点が解消されると利用が進むとか、技術革新があった場合に再評価がすぐ出来るなど将来にわたり利用価値が高くなると共に、検証する時にトレースが出来るので必ず明確にしてください。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。ご指摘の通り、1つの評価指標として普及しない点はどこにあるのかを明確にしていこうと思います!

No.23632 【A-2】

Re:再生可能エネルギーについての研究

2007-07-12 09:09:21 oozyouin

>再生可能エネルギーに、経済性はあるか?=難しいご質問ですが。以下、概念だけ=私流です。
 はっきり言って、今は経済性はありません。家庭の電灯電力が大体 25円/KwHです。太陽光や風力(青森とか)で、50〜80円/KwHと思います(発電所渡しで=FOB的に)。
 だが25円は、今の石炭、天然ガス価格をベースにしています。これから、エネルギー源の価格が上がってくると、再生可能エネルギーも競争に入れるかもしれません。なので、貴方のテーマを、化石エネルギー源の価格がイクラになったら、再生可能エネが実現性を持ってくるとすればいかがですか? ドイツは風力などが盛んですが、クリン電気を80円/KwHで買い取るとの法律があったりして。消費者の感情は解かりません。 が、まあ、ドイツは、緑の党もあって、そういうエネルギー事情にある」と、簡単には言えると思います。久枝


回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。現状のままコスト比較すると、どうしても化石燃料や原発が有利になりますよね。環境負荷の側面から再生可能エネルギーを推していくには制度的に経済性を克服していかなければならない。そのために実現性のポテンシャルを評価していこうと思います。

No.23633 【A-3】

Re:再生可能エネルギーについての研究

2007-07-12 09:59:45 wmine


>しかし、そもそも再生可能エネルギーを導入するうえで市町村ごとに経済特性はあるのでしょうか。
>


再生可能エネルギーと一口に言っても、太陽光から始まり、地熱、風力、水力、バイオマス...といろいろあります。

この中で地域的な特性の影響を受けないのは太陽光ぐらいなものではないでしょうか?

地熱であれば、温泉地に近い場所がコスト的に有利ですし、風力であれば、海岸沿いや山岳地帯が有利です。小規模水力発電では工場やビルが対象となるでしょう。また、バイオマス自体が非常に多様であり、対象物も燃料作物、未利用有機物から食品廃棄物などの種類があり、地域による産出物や量は違いは大きく異なり、エネルギーの搬送コストも地域ごとに大きく異なります。

化石燃料と違い、再生可能エネルギーの地域特性は千差万別であり、それにより経済性は大きく異なります。また、2000を超える市町村ごとに調査というと膨大な作業量になるため、地域や対象物を十分に絞り込んでから研究を進められたほうが良いと思います。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。コスト面での地域特性についてもう少し深く追求していこうと思います。アドバイスありがとうございます!

No.23637 【A-4】

Re:再生可能エネルギーについての研究

2007-07-12 14:43:38  きら

 きらです。

 一口に日本といっても、北は北海道から、南は沖縄まで、約4千kmの距離があります。
 各地で、地形・地質・気象・水象等々の諸条件が異なります。
 北海道では、降雪をエネルギー源として利用する方法が採用されていますが、沖縄では雪が降らないので、この方法は絶対に無理です。 
 このように、各地域の諸条件を勘案し、最適な方法を選択するのが、再生可能エネルギーの特徴だと思います。
 また、風力発電では、羽根に鳥がぶつかる事故があり、一部の動物保護団体からは反対の声明が出されています。
 人間が行っていることで、100%メリットだけというものは、ないというのがが現状でしょう。 

 ◎論文で、再生可能エネルギーを全般的に広く取り上げようとするのであれば、『市町村ごとの経済性を考慮した論文』は、無理かなと思います。
 市町村ごとの経済性を考慮するためには、各市町村が、再生可能エネルギーの中のどの方法で行うのが最も良いのかを論ずる必要があります。

 大学4年の論文であれば、日本全土を対象にするのではなく、あなたの住んでいる市町村、大学が所在する市町村等にポイントを絞ってみては如何でしょうか?
 最近では、地方から世界を見るグローカルが流行しています。

 最後に、御存知かとは思いますが、多くの市町村で「新エネルギービジョン」が策定されていて、既に実施されているものもあります。
                          以上、ご参考までに。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。クリーンなエネルギーとして注目されている再生可能エネルギーでさえ、様々な課題が存在するのが現状ですね。もう少し的を絞って研究していこうと思います。アドバイス参考にさせていただきます!

No.23665 【A-5】

Re:再生可能エネルギーについての研究

2007-07-13 14:25:50 レス

 いいたいことをいったついでに、虫のいい話ですが出来たらお願いが一つ。

 投下エネルギーと回収エネルギーの予測もぜひお願いします。

 最近のエコと称する研究の中には、実際裏側で化石燃料に頼り、実質的なエネルギーが回収できないのにも係わらず、経済性のみに着目した発表が見受けられる場合があります。
 企業等の売り込みの場合にはある意味しょうがないと思える部分もあるのですが、学生さんとのことですので、その点は縛りがないので自由にいえる部分があると思います。
 かってに云わせていただきましたので悪しからず。

回答に対するお礼・補足

ありがとうございます。投下エネルギーとは、エネルギー供給のことで、回収エネルギーとは、化石燃料を消費した段階で発生する熱エネルギーのことでしょうか?

No.23666 【A-6】

Re:再生可能エネルギーについての研究

2007-07-13 17:05:01 火鼠

頓珍漢だったら、ごめんなさい。
地熱発電を行っているところで、濃縮水から、多量のヒ素がでて、問題になったと記憶してます。地熱ですから、温泉地では、有効に発電できますが、副生成物、ヒ素とか、セレンの処理コストでとんでもないことにもなるかも。

回答に対するお礼・補足

頓珍漢だなんてとんでもございません!ご回答ありがとうございます。
私自身、まだ地熱エネルギーについて勉強不足なところがあるのでもう少し理解を深めようと思います!
クリーンなエネルギーとして注目されている一方で、処理コストなどを考慮せずには実現の可能性は低いという事ですね。

No.23667 【A-7】

Re:再生可能エネルギーについての研究

2007-07-13 17:33:32 レス

>頓珍漢だったら、ごめんなさい。
>地熱発電を行っているところで、濃縮水から、多量のヒ素がでて、問題になったと記憶してます。地熱ですから、温泉地では、有効に発電できますが、副生成物、ヒ素とか、セレンの処理コストでとんでもないことにもなるかも。>
>
 頓珍漢ではありません、地熱発電が少ないので殆ど場所が特定で来てしまうので余り書きたくはありませんが事実です。
 それこそ、下流で飲料水に使用しているので、昭和50年代に問題になっていました。
 私が調査にいくとずいぶん邪魔されましたよ。

 最も、絶対量の話と、濃度の話は別途で基礎流量が多ければ何とかなりますが、どこかの酸性排水のようですとそれこそ湯水のように金がかかります。
 そういえば、あの中和装置は今どうなっているのかな・・・

No.23680 【A-8】

Re:再生可能エネルギーについての研究

2007-07-13 23:07:20 いーりゃ

とりあえず、NEDOの助成で数百の自治体が出している「新エネルギービジョン」を斜め読みしてはいかがでしょうか。NEDOのHPでダウンロードできるはずです。
http://www.nedo.go.jp/

それから、ここもご参考になるかもしれません。
東京農工大で作成している地域環境・エネルギーシミュレーターです。
http://61.194.86.83/

以上、ご参考まで。


回答に対するお礼・補足

ありがとうございます!参考にさせていただきます!

No.23686 【A-9】

A-5 回答に対するお礼に対する回答

2007-07-14 12:31:12 レス

>投下エネルギーとは、エネルギー供給のことで、回収エネルギーとは、化石燃料を消費した段階で発生する熱エネルギーのことでしょうか?>
>
 
 ライフサイクルを考慮した場合の総合エネルギー収支のことです。
 つまらない発言にご返事いただいてありがとうございます。余り本気に注目はしないで下さい。本旨を外れて別の研究になる場合も有りますので。
 ただ、最近のエコはライフサイクルを考えた場合に、結局はマイナスになるのに。、思い付きでなされた提案とか、コストでは有意性(安価になる)があっても、エネルギー収支では益(マイナスになる)がない場合とか、別の意味で環境に大きな悪影響を与えるとかに気を配らないことが多いので御注意願えるとよいと思ったので追加発言いたしました。

 一つの例として『ナガエコミカンソウとケナフ』をご参考のため挙げておきます。
http://www2.educ.fukushima-u.ac.jp/~kurosawa/index2.html


 又、LCAやLCEMの代表的な例をご紹介して起きます。

地理情報システムとライフサイクルアセスメントの結合による地域熱供給事業の検討
http://www-cger.nies.go.jp/ichinose/listj/jes97.html
LRT へのライフサイクルアセスメントの適用
http://www.urban.env.nagoya-u.ac.jp/sustain/paper/chubu/h16watanabe.pdf
第1回日本LCA学会研究発表会講演要旨集
http://ilcaj.sntt.or.jp/lcahp/am_timetable.htm
LCEM(ライフサイクルエネルギーマネジメント)ツールの公開について
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/14/140706_.html
木材関連製品のライフサイクルエネルギー参考資料集
http://homepage2.nifty.com/fujiwara_studyroom/energy/ener7/ener7.html

回答に対するお礼・補足

なるほど!実は私の研究室でもLCAの手法を取り扱っている人が何人かおられます。
確かにうわべでは「エコ」と呼ばれている製品でもライフサイクル的に評価すると「エコ」ではないことも十分にありえますよね。
参考URLを載せていただきありがとうございます!

No.23707 【A-10】

レスさん、ありがとうございます

2007-07-16 20:55:52 万田力

 大学教授という権威ある方が書いたこんな内容のものを探していました。
 全く別のことについてですが、20年あまり前「お前が言っていることは正しい。しかし、お前の肩書ではだれも相手にしてくれないと言うことを知っておけ。」と言われた事があり、ケナフの栽培についてもご紹介のあった内容のとおりのことを発言したら、「○○の青二才が知ったようなことを言うな。」と言われたものです。
 内心、「お前のような上滑りの知識で行動している奴が地球を破壊しているんだ。」思っても、相手が教師やNPOの活動家、時には議員であるときは、小生の発言など「ゴマメの歯ぎしり」に過ぎず、「ドクター」とか「○○委員会の委員」という肩書の重さには、『自負』だけでは太刀打ちできないということを身に沁みて感じたものです。
 ご紹介のホームページは、何の肩書も無い小生が思っていることを、自分の考えと言って紹介したのでは受け入れて貰えない時に、自分の考えを権威づける手段として活用させていただきます。

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