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環境Q&A

日独の環境政策 

登録日: 2007年10月11日 最終回答日:2007年10月11日 エコビジネス その他(エコビジネス)

No.25304 2007-10-11 12:30:57 豆馬

日本とドイツの環境政策の違いについて質問します。

ドイツではごみの回収・処理に対して、DSD(デュアル・システム・ドイチュランド)という自治体が行うのではない、
民間主体の第二のシステムが取られています。
日本では、リサイクル法に適用される一部の廃棄物を除き
すべてのごみは自治体が回収・処理しています。

また、LCAやISOの取得状況を見るとドイツは民間企業が
主導になっているのに対して、日本は国立大学や
行政が主導となっています。

なぜ、ドイツは民間が主体、日本は行政が主体と
なっているのでしょうか?その背景には何があるのでしょか?

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No.25306 【A-1】

Re:日独の環境政策

2007-10-11 06:37:43 Dr.ゴミスキー

 ものごとを一面的に見ると、ご質問の様にもなりますが、ドイツでのDSD発足の経緯を良くお調べすると行政主導です。

 また、ドイツでは、LCAも政府が政策をリードするために盛んに活用しています。
 逆に、日本の政府からは、LCAを活用した施策説明は、余り見受けません。

 ドイツに於ける「ISO」の扱いに関する研究(調査)をされているのでしょうか。

 日本は、傾向として単に取得するだけですが、ドイツ等の欧州は、ツールとして活用しています。
 この違いを理解すると行政関与と民間主導の意味を理解できるでしょう。

回答に対するお礼・補足

Dr.ゴミスキーさん:
ご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。

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