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環境Q&A

ごみ有料化のメリットに対する反駁 

登録日: 2007年10月20日 最終回答日:2007年10月23日 環境行政 法令/条例/条約

No.25484 2007-10-20 07:40:35 ZWla75d 中学生D

10月23日に、ごみ有料化について学年ディベート大会があるんですが、僕は否定側になってしまいました。デメリットは、もう提出してしまったので、いまさらどうこう出来ないのですが、問題はメリットに対する反駁です。肯定側は、メリットを二つとも「ごみの減少」を根拠にあげています。ですからリバウンドのことをついていきたいのですが、具体的なデータがありません。
できたらHPで教えていただきたいです。


よろしくお願いします。

総件数 7 件  page 1/1   

No.25485 【A-1】

Re:ごみ有料化のメリットに対する反駁

2007-10-20 19:52:28 Dr.ゴミスキー (ZWl651d

 メリット側の具体的な内容をお知らせ下さい。

 HPは皆無と思われます。過去にもこの「Q&A」に同様な質問が複数ありますから、「有料化」をキーワードにして検索して見ては如何でしょう。

 ところで、現在、藤沢市の有料化策を巡って、住民が裁判で争っています。裁判は、2例目です。

 その裁判で、裁判官が面白い指摘を行っています。

 それは、行政サービスの財源は税金が原資ですが、手数料をあてにした行政サービスが可能かを被告(藤沢市)求めています。

回答に対するお礼・補足

メリットは、
1、ごみの減少により、有害物質が減り地球温暖化防止につながる。
2、ごみの減少により、市のごみ処理費用が削減され、市の予算が余ることから、氏の活性化につながる。
以上二点です。

No.25487 【A-2】

Re:ごみ有料化のメリットに対する反駁

2007-10-20 23:19:01 wmine (ZWl9357

>ですからリバウンドのことをついていきたいのですが、具体的なデータがありません。
>できたらHPで教えていただきたいです。

東洋大学の山谷教授のホームページにはおもしろいデータがあり、以下の10ページ目のグラフから、リバウンドの様子が読み取れます。

http://www2.toyo.ac.jp/~yamaya/gomishoriyuryuka.pdf

(以上は、自治体に対する有料化によるごみ量の変化のアンケート調査結果ですが、初年度のアンケート結果より昨年度のアンケート結果のほうが、ごみが増加していると答えている件数が明らかに増加しています。)

なお、具体的なごみ量の推移が必要ならば、「都市と清掃」や「家庭ごみ有料化導入ガイド」などの書籍を見るしかないでしょう。

回答に対するお礼・補足

とても役立ちました。ありがとうございました。

No.25489 【A-3】

まずここから始めてはどうでしょう

2007-10-21 11:22:46 todoroki (ZWl7727

今の中学生って、「学年ディベート大会」まであるんですか。
正直言ってちょっと驚きです。
前に回答されたお二人は、このサイトの中では特に、ゴミ,廃棄物関係のプロの方々です。
でも中学生に対する答えとしてはちょっと難しいのではないかな?
表やグラフも出ているので、まずこのへんから読み始めたらどうでしょうか?
http://gakusei.kyokyo-u.ac.jp/CAMPUS/kaken/15kaken%20gomi%20yuuryouka.pdf
これはHPではありません。
またAdobe Readerというソフトをダウンロードしないと読めないので、
読めない場合は読めませんと返信してください。

回答に対するお礼・補足

ページが見つかりませんって出るんですけど、どうすれば良いでしょう?

No.25492 【A-4】

Re:ごみ有料化のメリットに対する反駁

2007-10-21 20:02:10 中学生D (ZWla75d



wmineさん、すいません。質問です。山谷教授の調査っていつ行ったものなんでしょうか?それと、「昨年度」っていつのことなんでしょう?また、「初年度」と「昨年度」の調査市町村の量が変わっているのですが、なぜでしょう?

できたらお答えいただけませんか?

No.25493 【A-5】

早い回答が欲しいでしょうから

2007-10-21 20:24:31 ・・・ (ZWla639

>「昨年度」っていつのことなんでしょう?また、「初年度」と「昨年度」の調査市町村の量が変わっているのですが、なぜでしょう?>
>
 2004年9月 客座教授特別講演「日本循環型社会的現状和政策」(中国・西安市・西北大学)
中央環境審議会廃棄物・リサイクル部会(第22回)報告「家庭ごみ有料化の取り組みとその課題」
(於・東条インペリアルパレス)
に使用した報告書です。
http://www2.toyo.ac.jp/~yamaya/

 この前年が「昨年度」になります。
 フィールドワークと政策が専門ですから、統計的な処理などはいいかげんにあつかわれている部分があります。(余り厳密に行っても意味がありませんから)

 市町村の量が変わっている・・・
 このような場合、量とは云わず数といいます。
 本人に聞いてみないと確たることは云えませんが、大体に於いて継続的に調査していることが多いので、初年度後に調査が始まった市町村が初年度の報告をしていないか記録がないなどによると思います。

 注意深く資料を読んでいるようですね。
 失礼のないように御本人に問い合わせをされることはよいことですよ。

 追伸 A-3に対するお礼に関して
>ページが見つかりませんって出るんですけど、どうすれば良いでしょう?

 そのままクリックしても表記と異なる場所にいってしまいます。
 全体をコピーしてアドレスに貼り付ければよいです。

No.25494 【A-6】

Re:ごみ有料化のメリットに対する反駁

2007-10-21 20:59:31 Dr.ゴミスキー (ZWl651d

 メリットは、
1.ごみの減少により、有害物質が減り地球温暖化防止につながる。
2.ごみの減少により、市のごみ処理費用が削減され、市の予算が余ることから、市の活性化につながる。

1の有害物質の減少は、何となく理解できる説明でもありますが、有害物質=地球温暖化は、理解できない理由です。

2の減少することで処理費用が本当に減るのでしょうか。例えば、資源化量が増えるやそのための政策を用意しているのでしょうか。また、不法投棄対策の費用が増える事例もあります。

 山谷氏のアンケートは、十分に内容を理解する必要があります。しかし、中学生ということから、アンケート内容の理解度には、心配な点もあります。

 山谷氏のHPでの自己紹介の一部に疑義を感ずる記述があります。
 [自治体研修講師]
 (社)全国都市清掃会議研修講師
 東京都市町村職員研修所講師

 この記述ですと、「常勤の講師」との印象を受けますが、講演依頼の際の肩書き程度と察します。

 中学生のディベート大会のテーマとは、先生は多分、他の事例(過去に複数回実施)の真似ですね。

No.25527 【A-7】

Re:ごみ有料化のメリットに対する反駁

2007-10-23 20:12:44 中学生D (ZWla75d

ディベート大会では、皆さんのおかげで勝てました!!
ありがとうございました!!

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