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環境Q&A

回分式活性汚泥法における放流水の悪化について 

登録日: 2008年03月09日 最終回答日:2008年03月16日 水・土壌環境 水質汚濁

No.27214 2008-03-09 07:08:41 ZWlaf48 やま

食品工場排水処理で回分式活性汚泥法処理です。
施設状態は、排水量90m3/日、曝気槽470m3、原水BOD 2000-2500mg/L平均、曝気槽MLSS 5500mg/L、曝気時間15-16時間、沈殿4-5時間、放流2時間、待機2-3時間
24時間/1サイクル、SV30-40平均、曝気始pH6.3-6.7、夕方pH5.6-6.0、放流水pH6.3-6.7です。この状態での放流水SS 40-60、COD 120-150となり排出基準オーバーの状態です。

質問(1)現状の管理状態の可否。
質問(2)排出基準オーバーになる原因。
質問(3)対処法

に付いてどなたか見解をお願いいたします。一般論で結構です。

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No.27216 【A-1】

Re:回分式活性汚泥法における放流水の悪化について

2008-03-09 21:10:56 ・・・ (ZWla639

http://okwave.jp/qa3841967.html

No.27279 【A-2】

Re:回分式活性汚泥法における放流水の悪化について

2008-03-16 23:03:57 山形県 / いちこつ (ZWl2b3b


(1)MLSSは、平均MLSSと思われますが、5500で若干高いように思われます。汚泥の引き抜き処分は、どの程度の頻度で行われているのでしょうか。回分式の場合、余剰汚泥発生は少ないのですが、適度な頻度で汚泥を引き抜き、汚泥を入れ替え、活性化させることが重要です。できれば、汚泥を顕微鏡で観察されることをお勧めします。
 見かけのBOD負荷が適切な値でも、実質的な負荷が異なる場合があります。
(2)できれば、原水・処理水のBOD,アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、硝酸性窒素、SSを分析してください。また、曝気槽内の汚泥を顕微鏡で観察し、微生物相を確認ください。それらのデータがあれば、COD上昇の原因は、ほぼ解決できます。
 SSですが、放流水の管内に汚泥が残留する構造となっていないでしょうか。ご確認ください。また、放流時間には、放流状況を目視確認ください。それらから、原因がつかめるものと思われます。
(3)(1)、(2)に示したとおりです。まずは、1サイクルをじっくり観察、汚泥の引き抜き状況の確認、原水・処理水の分析で対処方法は、必ず見つけることができます。




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