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環境Q&A

規制の基本が濃度である理由 

登録日: 2009年01月19日 最終回答日:2009年01月20日 大気環境 大気汚染

No.30928 2009-01-19 11:00:15 ZWlc013 闇奉行

大防法に基づく排ガスの規制基準は、基本は濃度で規制されていて、総量規制ではありません(水濁法そのたこういった類のものは全部そうだと思いますが)。
なぜそうなのかは、人体への影響は濃度で左右されるからだろうなあと漠然とは分かるのですが、うまい説明の言葉が見つかりません。
勉強会での参考となるような、わかりやすく解説した教材等があればご紹介いただければと思います。

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No.30939 【A-1】

Re:規制の基本が濃度である理由

2009-01-19 19:01:18 火鼠 (ZWl8329

>大防法に基づく排ガスの規制基準は、基本は濃度で規制されていて、総量規制ではありません(水濁法そのたこういった類のものは全部そうだと思いますが)。
>なぜそうなのかは、人体への影響は濃度で左右されるからだろうなあと漠然とは分かるのですが、うまい説明の言葉が見つかりません。
>勉強会での参考となるような、わかりやすく解説した教材等があればご紹介いただければと思います。

ちと、まって。大防法では、酸素補正ありませんか?また、硫黄酸化物はどうなってます?大防法の、いきたいところは、総量規制ではないでしょうか?大気は、酸素濃度21%という、半端な濃度があるから、酸素を測ると、希釈率がわかる。水では、わからない。その辺の違いでないではないでしょうか?まだ、まだ、曖昧ですが、大防法は基本的には、総量規制をしようとしていると、思うのですが?いかがですか?
酸素補正の換算をしてみてください。面白い結果がでると思いますが??

回答に対するお礼・補足

早速の回答ありがとうございます。
大防法の目標は総量規制ですか… 硫黄酸化物について誤解していたようです。回答を拝見して、まだまだ勉強不足を痛感しました。
大気と水の違いについてもよく考えてみたいと思います。ありがとうございました。

No.30960 【A-2】

Re:規制の基本が濃度である理由

2009-01-20 23:17:03 Lake (ZWla752

大防法にしても、水濁法にしても、その基本の骨格は昭和45年のいわゆる公害国会での制定時(改正時)に作られたものです。そのころから大枠は変わっていません。
当時の公害の状況(青空の見えない空、奇形魚がとれる海、・・・)を改善するための法体系です。
当時のような、環境基準を遙かに超えるような汚染を手っ取り早く(?)改善するには、濃度規制というのは有効であったと思います。たとえある程度の希釈があったとしても、排出濃度を下げることで環境濃度を下げていく、という考え方じゃなかったのでしょうか?(希釈を許さない、というのが酸素補正の仕組みですが)
その「濃度規制」ではなかなか改善が見られなかった工業地帯や大都市圏で、総量規制が導入された、と理解しています。
何より、濃度規制というのは規制する側からすると監視しやすい、というのもあるかもしれません。

ちなみに、硫黄酸化物の規制は確かに「許容排出量」の規制です。しかし、これは総量規制というよりは、最大着地濃度が一定以下になるように規制をしているものです。(そのため、煙突を高くすれば「許容排出量」は大きくなります)

火鼠さんとは少し解釈が違うかもしれませんが、ご容赦を・・・。

回答に対するお礼・補足

背景についてもご説明いただきありがとうございました。
非常に勉強になりました。

火鼠さんとLakeさんのおかげで理解が深まりました。感謝いたします。

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