一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境Q&A

植物中の重金属、特にヒ素について 

登録日: 2010年01月24日 最終回答日:2010年01月27日 水・土壌環境 地下水/土壌汚染

No.34032 2010-01-24 04:26:05 ZWlcf50 匿名

土壌・地下水汚染に関連して、植物中の重金属、特にヒ素について調べています。
私が特に知りたいのは、水生植物のヒ素濃度です。
過去のデータを集めているところなのですが、食用ではないからか、なかなか見つかりません。

そこで、
様々な植物における重金属含有量(特にヒ素)に関するデータ
が記載されている
論文、書籍、webサイト等がありましたら教えてください。
※水生植物に限りません。

また、
植物中の元素分析をする際の前処理として、
公定法や一般的な方法がありましたら、教えてください。

よろしくお願い致します。

総件数 3 件  page 1/1   

No.34061 【A-3】

植物粉砕するなら。

2010-01-27 19:19:47 火鼠 (ZWl8329

凍結粉砕が一番だと思います。
凍結粉砕の振動ミルか、球ころいれた。凍結ハンマーミル。常温で、植物は、なかなか粉砕できない。練るだけでは??

No.34047 【A-2】

Re:植物中の重金属、特にヒ素について

2010-01-25 23:30:35 たそがれ (ZWla61d

再び役にも立たない回答でお世話になります。

重金属集積植物、確かに注目されているようですが、調査に関してはまだまだ過渡期と言えるのではないでしょうか。
そうなると環境省関係ですので(独)国立環境研究所あたりで研究しているかもしれません。

粉砕ですが、堅いヨシなのですか。私どもは、粒状化成肥料やコメ等は市販のフードプロセッサで粉砕していますが、それでだめだとすると・・・
専用の粉砕機がいくつかのメーカーから販売されています。(凍結粉砕機なんてのもあります) 「分析 粉砕機」とでもキーワード検索すれば出てきますが短期間のプロジェクトのみに使用するには結構、お高いのが問題です。機器をレンタルする、他機関に粉砕のみを委託する、等も考えられます。

サンプリング法については目的が分かりずらいです。
頭の先から根まで全体の合算での吸収を見るのなら何センチおき、という間引きは難しいでしょう。それどころか一本の中での議論ではすみませんよ。
個体一本がロット(母集団)なのか、その辺の生息エリア全体がロットなのかはっきりさせる必要があります。
そうなると、エリア全体から、どういう間隔で何本採取するか、という問題まで出てきます。

No.34034 【A-1】

Re:植物中の重金属、特にヒ素について

2010-01-24 10:49:14 たそがれ (ZWla61d

植物全般については難しいかもしれませんが、海産物も含めた野菜類等の成分ならどこかで調べられると思います。
農水関係の独法、たとえば農林水産消費安全技術センター、食品総合研究所、農業環境技術研究所等に問い合わせてみるのも一手です。

重金属の分析方法ですが、有機質試料ですので常識的に考えても「食品衛生検査指針」や「肥料等試験法」の中の汚泥肥料、有機質肥料の分析方法などがよいと思われます。
ヒ素に言及するなら具体的には、
硝酸・過塩素酸・硫酸分解、水素化物発生原子吸光法
硝酸によるマイクロウェーブ分解、ICP-MS法
等が一般的です。

回答に対するお礼・補足

たそがれ 様、回答ありがとうございます。

やはり農作物、食品関係のデータが有力でしょうか。食用でない植物となると調査の対象外なのでしょう…。

しかし、ファイトレメディエーションや重金属超集積植物といった関係で、食用以外の植物についても調査が行われていないだろうかと思ったのですが…。

分析方法の方、参考にしたいと思います。硝酸・過塩素酸・硫酸分解、水素化物発生原子吸光法ならばできるので、安心いたしました。

質問に付け加えてなのですが、
試料の切断、粉砕に関して、野菜などでは公定法があると思うのですが、それを水生植物などにも適用して良いのか検討しています。
ミルサーを使っても、2m以上もある堅いヨシ全体を粉砕するのは非常に骨が折れます。(1本やったのですが、丸2日かかりました)
何cmごとに切断し、それを何cmおきに取り出し粉砕する、という方法をしても良いのでしょうか。

もう一度ご回答願えればと思います。
よろしくお願い致します。

総件数 3 件  page 1/1