一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境Q&A

EMSを円滑に進めるための組織とは 

登録日: 2013年09月10日 最終回答日:2013年09月12日 エコビジネス 環境マネジメント

No.39399 2013-09-10 14:54:16 ZWlec59 にわか

EMS初心者です。
みなさんの会社の環境管理責任者や内部監査責任者についてお尋ねします。

弊社では営業所と工場それぞれに環境管理責任者が、その下に事務局と各部門の長がおり、合計20名程度となります。
人数が多いため、ミーティングの日程も決まりません。営業は特に集まりが悪いです。
100人に満たない我が社の規模では、全社で環境管理責任者と事務局一人(専任)で十分です。専任でなくても、20人は必要ないでしょう。

また、環境管理責任者や内部監査責任者を係長クラスの人間が担当していますが、責任者は、課長や部長クラスの方が適任だと思います。「責任者はEMS運営上の権限をもつ」と言っても、実際は係長クラスの言うことは素直に聞いてもらえず、物事が進みません。

他社ではどのようにされているのか、良かったら教えてください。



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No.39400 【A-1】

Re:EMSを円滑に進めるための組織とは

2013-09-10 17:16:15 たる吉 (ZWl47e

いやー,絵にかいたようなバーチャル組織ですね。(うちもです(笑))
環境管理責任者や内部監査責任者なんてどうでもいいんですよ。
本当は,そんな指揮命令系統も怪しいバーチャルな組織を作るだけ無駄なんです。
まずは,ISO14001の為の仕事等存在しないと考えてみてください。
(もしも存在したとしても,審査員との日程調整と当日の案内役くらいでしょうね。)

もしも,修正がきくのであれば認証取得前の組織運営を想像してください。
JIS Q 14001序文では「組織がこの規格の要求事項に適合した環境マネジメントシステムを構築するに当たって,既存のマネジメントシステムの要素を適応させることも可能である。」と記載があります。
これは本来,「も可能である」ではなく「が好ましい」と記載すべきであるという主張をされている方もいらっしゃいます。
何が言いたいかといいますと,認証取得前には,課長への依頼事項は課長間で,部長への依頼事項は部長間で行われていたのではないでしょうか?
組織における従来存在する指揮命令系統で必要なことを依頼すれば良いのです。

「内部監査で言うことを聞かない」とのことですが,ISO14001の為に仕事をしていないとしたとき,内部監査は誰から実施の指示がでて,なんの為にやっているのでしょうか?

最近私も考え方を改めはじめており,本来,社長や役員から「どこそこで,事故が起きたとの報道があったが,うちではそういうことが起きないか?」という質問を受け,起きる可能性があるところ等が無いかを確認する為に行うパトロールのようなものが内部環境監査だ,と考えております。
(同等設備や作業を洗い出すことが,環境側面調査でしょうね)

もしもいうことを聞かないということであれば,そのような指示をトップから受けていないからなのか,なんなのか・・・

私もまだまだ勉強中ですが,師とあおぐ方(勝手に)のHPをご紹介しますので,内容をご一読ください。
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/top1.htm

回答に対するお礼・補足

アドバイスをいただきありがとうございました。
今後の参考にさせていただきます!

No.39402 【A-2】

Re:EMSを円滑に進めるための組織とは

2013-09-12 23:16:17 ぶらっくたいがぁ (ZWlc74f

ウチはISO9001もISO14001も認証取得していますが、ISO事務局というものはありません。あるのは業務上の職制だけです。
そして、いわゆる管理責任者は私ですが、職制上の責任と権限をもって管理しているだけです。ISOの仕事というのも一切なく、せいぜいお客からISO登録証のコピーを要求されたときに発行するぐらいです。
そもそも、QMSやEMSを構築・運用している自覚もないですし、そういう実態もありません。あるのは、事業上の活動のみです。
というわけで、「環境の内部監査」というものもやっておりません。
あるのは業務監査だけです。これは、何か事業上の問題が起こったとき、社長がしかるべき人に業務監査を命じ(これは製造部長だったり、総務課長だったり、その時々で変わります)、その人が監査結果を社長に報告するだけです。
だから、全部署を対象に何月に実施というルールもありません。業務監査をするだけなので、監査する人には業務知識はありますが、ISO規格の知識など皆無です。
要するに、ウチにはISOの仕事も、ISOの仕組みも、ISOの文書・記録も一切ないのです。昔は、これらが膨大にあったのですが、全部撤廃しました。いまあるのは、実務のみです。

>「責任者はEMS運営上の権限をもつ」と言っても、実際は係長クラス
> の言うことは素直に聞いてもらえず、物事が進みません。

当たり前です。
係長クラスの言うことを部長や課長がハイハイと聞いていたら、組織が崩壊します。何でそんな職制を無視したルール違反のことをさせるのですか?
本当に必要な業務監査だけを、しかるべき責任・権限をもった人がやれば何も問題ありません。ママゴトのISO内部監査ごっこなんかやるから、バカバカしくて誰も言うことを聞かないし、多忙で実務の重責を担っている部長クラスが引き受けないのです。
社長が、「○○についてヤバそうだから、すぐに実態を調べて報告しろ」と部長に命じれば、すぐに実行するに決まっています。
何でそうしないのでしょうか?
もし、それがISO認証機関やその審査員の意向でやっているのなら、そんなバカ認証機関(あるいはバカ審査員)はとっととクビにして、まともな審査をしてくれるところに移転するべきです。

以上申し上げたことについて、もっと詳しくお知りになりたいのであれば、次のサイトをお勧めします。
http://www.mars.dti.ne.jp/~saitota/iso.htm

回答に対するお礼・補足

ありがとうございます!
大変参考になりました。

おすすめのサイトも
いつも読ませていただいております。

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