一般財団法人環境イノベーション情報機構
米カリフォルニア州プロポジション６５．一般メーカーの対応について
登録日： 2005年01月11日 最終回答日：2005年04月16日 環境行政 法令/条例/条約
No.8997 2005-01-11 11:58:14 匿名希望
あるプロジェクトにてカリフォルニア州プロポジション６５への対応を客先より問われました。
弊社は日本に本社を持ち、米国外で産業用機器を製造しております（米国生産は一切無し）が、これまで本法への対応経験はなく、取引先や同業他社に訊ねてもいずれも対応した実績が無いようです。弊社の製品は電子プリンタで、オフィス、工場、倉庫などでラベルを発行するためのものです。一般家電製品と同じく、誤飲したり有害物質を常時蒸発させる類のものではありません。
半田やその他の化学物質は含有してはおりますが、実際に発ガン性や生殖への問題は一般的に発生しないこうした機器においても対応の必要があるのでしょうか？
化学物質の分析・検出サーヴィスを行っている機関でも、いまだ日本の製造メーカーから、このための対応を委託されたケースは一件も無いというところがほとんどです。
家電製品やこうした事務機器において、対応の必要はどこまであるのでしょうか。過去の事例や今後の対応へのリコメンデーションがあればご教示下さい。
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No.9010 【A-1】
Re:米カリフォルニア州プロポジション６５．一般メーカーの対応について
2005-01-12 09:16:32 moto （
回答に対するお礼･補足
moto様、回答有難うございました。ある雑誌記事でＰＣ用マウスのメーカーがケーブルに『鉛が含まれているので使用後手を洗ってください』と警告表示している旨が出ていました。カリフォルニアで平然と売られている釣り用の錘はほとんど鉛で出来ているのに、と批判していました。
いずれにしろ早速の回答有難うございました。
No.10304 【A-2】
Re:米カリフォルニア州プロポジション６５．一般メーカーの対応について
2005-04-16 19:37:56 ポップス （
>弊社は日本に本社を持ち、米国外で産業用機器を製造しております（米国生産は一切無し）が、これまで本法への対応経験はなく、取引先や同業他社に訊ねてもいずれも対応した実績が無いようです。弊社の製品は電子プリンタで、オフィス、工場、倉庫などでラベルを発行するためのものです。一般家電製品と同じく、誤飲したり有害物質を常時蒸発させる類のものではありません。
>半田やその他の化学物質は含有してはおりますが、実際に発ガン性や生殖への問題は一般的に発生しないこうした機器においても対応の必要があるのでしょうか？
>化学物質の分析・検出サーヴィスを行っている機関でも、いまだ日本の製造メーカーから、このための対応を委託されたケースは一件も無いというところがほとんどです。
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>家電製品やこうした事務機器において、対応の必要はどこまであるのでしょうか。過去の事例や今後の対応へのリコメンデーションがあればご教示下さい。
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化学物質対策としての法規制は、生産、流通、廃棄にいたるライフサイクルすべてを網羅するのが目的です。したがって、早め早めに手を打ったところが勝ということになります。USAでは州法が連邦レベルでも実施されることもあるので、要注意です。話は違いますが、スーパーファンド法では日本企業が狙い打ちされた苦い経験を思い起こしましょう。
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