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環境Q&A

計量証明書作成に係る手順・期間 

登録日: 2005年01月13日 最終回答日:2005年01月14日 健康・化学物質 ダイオキシン

No.9034 2005-01-13 10:06:06

ダイオキシン類などの計量証明書の発行までに、通常1ヶ月以上を要するようですが、標準的な作業手順、発行までの標準的な期間が分かれば、教えてください。
また、証明書の発行に先立って「速報値」というのがありますが、この速報値と証明書の数値の位置づけについて教えてください。(速報値=証明書数値とみなせるのか。みなせる場合の根拠として、どのようなものがあるのか。)

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No.9039 【A-1】

Re:計量証明書作成に係る手順・期間

2005-01-13 11:40:46 ISO営業

こういうのって会社によってバラバラだと思います。
早いところだとサンプリング込みで1週間なんてところもありますしね。

過去にダイオキシンの分析も手掛けましたが、私のところでは分析開始から計量証明書の発行まで早くても1週間くらいでした。
もちろん検体数にもよりますが。
20検体位であれば抽出・前処理・GC-MS測定までで1週間。この時に精度管理用の試料の分析も同時に行います。
この後、精度管理用のデータを下に実測データを洗い直して数値を決定し、計量証明書の発行って流れでした。
私のところでは標準で3週間くらい掛けてました。
速報値については数値の決定後、計量証明書に転記される前、数字が確定した時点で出していました。
この辺も各社まちまちでしょうが・・・。

回答に対するお礼・補足

早速の回答、ありがとうございました。

No.9051 【A-2】

Re:計量証明書作成に係る手順・期間

2005-01-14 00:23:03 きら

きらです。

 公定法にきちんと則ってダイオキシン類を分析すると
一ヶ月かかるというのが標準的な相場ではないでしょうか。

 但し、各計量証明事業所によって状況が異なります。
 分析器(GC−MS)を何台持っているのか、分析担当者の能力、未測定の分析サンプルがたまっているとかによります。
 また、GC−MSはしばらく使わないでいると(電源をOFFにしておくと)、測定可能な状態になるまでエージングをします。(冬の寒いときの車のエンジンを暖める暖気運転の様なものだと思ってください)
 長い時にはエージングに3〜4日、かかる場合もあります。

 次に、速報報値と証明書の数値についてですが、各事業所により異なります。
 計量証明書は、環境計量士と事業所の代表者の責任の基に発行されます。
 速報値は、分析担当者または所属上長の責任・権限の基に発行される事が多いようです。
 お客さんが早急に分析結果が欲しい(どうしても今日の午前中までとか)という時には、GC−MSに付属しているパソコンからプリントアウトされたものをそのままFAXしたりしています。
 この場合、定量下限値以下の数値が記載されている事があます。

回答に対するお礼・補足

御回答ありがとうございました。
事業所によって状況が異なることが、分かりました。

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