環境Q&A

No.15292 【A-1】

Re:水銀の水質の環境基準の評価方法について

2006-02-28 02:48:02 光 （

>水銀についての水質の環境基準は、0.0005 mg/l未満です。環境省の通達によりますと、0.0005　mg/l を越える値が、全体の37%以上の回数あった場合には、環境基準を満足していないと判断することになっています。
>この37%というのは、どういう根拠から出た数字でしょうか。
>誰かご存知の方、よろしくお願いします。
>

ポアソン分布はご存じですか？
http://www.kwansei.ac.jp/hs/z90010/sugakuc/toukei/poisson/poisson.htm

『ポアソン分布』で検索すると26,000件ヒットしました。

フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
統計学および確率論では、ポアソン分布 (Poisson distribution) は、所与の時間間隔で発生する離散的な事象を数える特定の確率変数 N を持つ離散確率分布であり、シメオン・ドニ・ポアソンが1838年に自身の論文の中で、確率論とともに発表した。単位時間中に平均で λ 回発生する事象がちょうど k 回（k は0を含む自然数、k = 0, 1, 2, ...）発生する確率は、次式で表される。

水銀の観測される確率はポアソン分布と考えられます。

つまり全体の37%以上の回数あった場合には確率的に0.0005　mg/l を超えていると計算できるのです。

まだ判らなければ此処で聞いてください。
http://bbs.com.nifty.com/mes/cf_wrent/FCHEM_B021