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環境Q&A

リサイクルは是か非か(2007年 夏版) 

登録日: 2007年07月22日 最終回答日:2007年08月03日 ごみ・リサイクル リサイクル

No.23820 2007-07-22 06:03:01 todoroki

一応サイト内検索も実施し、「よくある質問」を読んでの上です。

最近世の中の趨勢から、リサイクルが環境負荷低減の
錦の御旗ように言われてきたように思います。(主観ですが)
しかし、
・リサイクルすることで、実際には環境負荷が増大している
 (異なる環境負荷,潜在的環境負荷の増大を含めて)
・本当は環境負荷低減をめざしてリサイクルしたいんだけど、
 コスト等経済的要因でできない
等の事柄があるように思います。
そういう最新の事例を、「こんな例がある」「あんな例はどうか?」と皆さんに教えていただきたく、
筆(キーボード?)をとりました。
用途は、最新事例集としてのまとめ、情報の共有化、
そして面白い事例はケーススタディ(LCA等の計算)もしてみて、
結果を書き込めればと思っています。

また、参考書籍,文献,報告書,サイト等も教えてください。
なるべく具体的に教えていただけると幸いです。

さらに、小,中,高校生の方々には、
「こういうリサイクルをやっています」「こういうリサイクル事例はありますか?」
「こういうリサイクルはどうでしょうか?」を書いてくださるとうれしいです。

40歳代のサラリーマンおやじなので、回答が週末にかたよる事をご了解ください。
また、質問が意図せぬ方向に向かった場合は締切済としますのでご承知おきください。

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No.23839 【A-3】

Re:リサイクルは是か非か(2007年 夏版)

2007-07-23 11:47:16 wmine

自治体の多くが分別を始めた「プラスチック製容器包装」のリサイクルも矛盾に満ちていることはご存知かと思います。

その昔は、家庭から出るプラスチックはごみの助燃剤として、焼却されていましたが、リサイクル機運の高まりやダイオキシンの発生、焼却炉の痛みなどの原因により、数年前から多くの自治体で分別収集が始まりました。
ところが、廃プラスチックの再生工場では、当初はコークスや高炉の代替原料(収率75〜85%、つまり15〜25%を処分)が優勢であったのに、最近では、マテリアル(原材料)リサイクル優先という国の方針の下で、半分近くを産廃として処分するような方式(マテリアルリサイクル)に多くが移行しつつあります。

以上はリサイクルに逆行しているような気もしますが、現在国では、本来どのリサイクルが一番環境影響が少ないかをLCAに基づき精査しようとしている段階です。

しかし、容器包装廃棄物は、分別排出の方法により品質は千差万別であるため、LCAで一律に処理方法の優位性を説いても余り効果がないような気がしますが。

回答に対するお礼・補足

なるほど、確かに自治体のリサイクルは矛盾している箇所もありますね。
言われて一番最初に頭に思い浮かんだのは、廃PETボトルの中国輸出問題でした。
一律なやり方をLCAで計算してもあまり効果がないのは最もですが、
LCAは奥が深い、というかいろいろな想定で計算可能ですので、
できる所からやってみようと思います。

No.23821 【A-1】

個人的に一番驚いたこと

2007-07-22 18:07:29 todoroki

自分なりの意思表示も含め、
最初に書きます。

一番驚いたのはこちらです。
http://www.np-g.com/news/news07042401.html
でも私は、製紙業界さんを悪者にするつもりではありません。
我々産業界は、少なからず紙を消費しているのですから。
むしろ我々が製紙業界さんにオンブにダッコしすぎて
いたのかとも思います。
むしろ輸送費の高騰など経済的要因があるのならば、
教えてください。

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