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環境Q&AQ&Aへの疑問・質問

掲示板(環境Q&Aへの疑問・質問)

登録日: 2012年02月26日 最終回答日:2012年03月22日
カテゴリ:環境一般 >> その他(環境一般)

班目委員長のおわびと今後の原子力行政について  

No.38103 2012-02-26 20:08:41 ZWl7b25 筑波山麓

2月16日の読売新聞1面を見られましたか?班目委員長の「おわび」の記事を読み、久しぶりに(実に数十年ぶりに)紳士にお会いした気持ちを抱きました。他の方々は。どのように思われたか分かりませんが、このような大惨事を引き起こしたケースで、自らを含めてその非を認めたことに私はこの人の良心を感じました。

いろいろと私と違ったお考えもあるでしょうが、未だに口をつぐんで、頭上の嵐が通り過ぎるのをひたすら待ちわびている多くの良心なき(自己保身)の方々がいることを考えるとき、一掬の清涼を感じました。

もちろん、この「おわび」ですべての罪が許されるわけではないでしょうが、このような反省、おわびこそが、今後の原子力行政を正しき方向に導くであろうことを考えるとき、自らの非を認め、世論の追求を覚悟してのこの「おわび」に感動した次第です。

自らの行動を反省していただきたい多くの原子力関係の方々に、この班目委員長の行動を手本として、真実を語っていただきたいものです。

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No.38113 【A-1.】

Re:班目委員長のおわびと今後の原子力行政について

2012-02-26 22:48:47
ZWl7b25 筑波山麓 「ZWle534 通りすがり」さんの回答

この新聞記事は国会事故調での斑目氏の発言の一面のみしか伝えていません。
こちらで発言の全体を見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=cMNdveZSj0k
あきれるばかりです。

回答に対するお礼・補足:
早速のご返事をありがとうございます。教えて頂いたhttp://www.youtube.com/watch?v=cMNdveZSj0k
を拝見したいと思います。かなり長時間ですので、1週間程度かかるかなと思っております。それを見て、また、返事を書かせていただきます

No.38114 【A-2.】

Re:班目委員長のおわびと今後の原子力行政について

2012-02-26 22:53:55
ZWl7b25 筑波山麓 「ZWlba5 ronpapa」さん。

失礼します。
- 私も注目しておりました。個人的な意見は改めてということで、とりあえず発言の全文を知りたいと思っているのですが見つかりませんでした。
- NHKサイトに動画を含めたニュース記事を見つけましたので添付します。

出処:NHK News Web
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120215/k10013043211000.html
斑目委員長陳謝“安全指針に瑕疵”、平成24年2月15日、18時59分

<略> ニュース記事の文面は削除しました。ronpapa

回答に対するお礼・補足:
ありがとうございます。拝見いたします。

No.38115 【A-3.】

Re:班目委員長のおわびと今後の原子力行政について

2012-02-26 22:59:06
ZWl7b25 筑波山麓 「ZWle534 通りすがり」さん。

ですのでこちらで発言の全体を見て下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=cMNdveZSj0k

自分の人生を変えるばかりか国の命運が自分にかかる瞬間の記憶を寝不足で忘れるような人はそうそういないのでは? そのくせ自分にとって都合のいいことだけはなぜか覚えていたかのようにはっきり言う。

さらに自分たちが決めた原発の安全基準をはるかに超えた安全性を目指さなければいけないんです、と原発事故の責任を結局は事業者に押しつけている。

5分10分の会議http://urx.nu/A4yで高給とってhttp://urx.nu/A4A
やるつもりだったなどと言い訳されてもなんの説得力がありましょう。

読売にしろNHKにしろ報道は一面しか伝えず私たちは簡単にだまされてしまう。

回答に対するお礼・補足:
ありがとうございます。すべての動画を見るのにかなりの時間を要しそうです。拝見した後で、ご返事をしたいと思います。

No.38116 【A-4.】

Re:班目委員長のおわびと今後の原子力行政について

2012-02-26 23:04:30
ZWl7b25 筑波山麓 「ZWlba5 ronpapa」さん。

私の投函タイミングと前後して「通りすがり」さんからのA-1.がありましたので、私のA-2.は消去しようと思ったのですが、このまま残します。
YouTubeの画像を最後まで見てみようと思います。(「通りすがり」さん有難うございます!)
今のところ(40分程度まで見たところでは)、後付け的な返答や意見も多い印象があって清涼感とか感動は無いのですが、学者の良心に従っての率直な諮問を受けておられる印象はあります。
(私自身の意見は別にありますので、「通りすがり」さんの意見にも納得できるところです。)


※ なぜ筑波山麓さんがQ&A欄に(掲示板でなく)当スレッドを書き込まれたのか真意が理解できていません。
ですから自身の意見は軽々に述べることが出来ないのです。
(私の考えとしては、このようなスレッドや意見交換は掲示板のほうに受け皿を設けておいたほうが良いだろうと思っていましたので・・・)am2:30

回答に対するお礼・補足:
「※ なぜ筑波山麓さんがQ&A欄に(掲示板でなく)当スレッドを書き込まれたのか真意が理解できていません。」について。

私は、条件付き原子力発電賛成者です。この福島原発に対する真の原因追求、二度と事故を起こさないようなハード、『ソフト』面の対策の実施、そして、これを機会に発送分離を行い、電力会社に競争原理を導入していただきたいとの強い思いを持っております。そのためには、真実を知る原子力村関係者が自らを含めてその非を認め、そして、広くその真実を語っていただきたいと願っております。これこそが再生日本の進むべき第一歩であろうと考えております。

故に、多くの方々に見ていただきたいこと、「このような反省、おわびこそが、今後の原子力行政を正しき方向に導くであろうことを考える」、「自らの行動を反省していただきたい多くの原子力関係の方々に、この班目委員長の行動を手本として、真実を語っていただきたいものです。」を伝えたいとの思いからです。

今後、このQ「班目委員長のおわびと今後の原子力行政について」を「掲示板」に移し、皆様のご意見をお伺いしたいと思います。

故に、申し訳ありませんが、当Qを一旦締め切らさせていただきます。

No.38129 【A-5.】

Re:班目委員長のおわびと今後の原子力行政について

2012-02-28 20:54:13
ZWl7b25 筑波山麓 ご教示いただいたニュースソースをまだ拝見できていないので申し訳ないが、2012年2月28日の読売新聞の7面を読まれましたか?

米国原子力規制委員会(NRC)の福島原発事故時の電話会議などの内部記録が公開されました。

米国自由法(FOIA)に基づく請求に応じて公開されたものですが、日本もまもなく事故対応の議事録をまとめ公表するそうです。

このような情報公開こそが事故の原因の真実を明るみに出し、真の有効な対策を可能にし、もって、国民の理解と協力を引き出せるものと考えております。


No.38156 【A-6.】

Re:班目委員長のおわびと今後の原子力行政について

2012-03-07 21:59:05
ZWl7b25 筑波山麓 いいわけになりますが、公私にわたる多忙に加えて、再生可能エネルギー関連の重要な情報が集中し、顧客への情報提供に追われ、また、個人的に将来のための勉強をも行わなければならず、更に、関係するNPO法人のセミナー開催準備等々が集中し、また、今年より、所属するNPO法人の拡大を目指して、活動を大幅増にする計画です。ゆえに、教えていただいたニュースを見ている時間がありません。申し訳ありません。

今、しばらく、お時間をいただきます。

No.38162 【A-7.】

明後日で1年になりますね・・・

2012-03-09 22:46:29
ZWlba5 ronpapa 改めて失礼します。

(1) 先ず、以下の“書き起こし”掲載サイトを見つけましたのでご紹介します。
  http://kokkai-sokuhou.iza.ne.jp/blog/entry/2599977/
 (↑2月15日、国会事故調、斑目春樹原子力安全委員長への質疑〜その1〜)
- このブログは、「その1」から「5まで」かなりの長文・書き起こしによる労作となっていますが、「ZWle534 通りすがり」さんに紹介いただいたYouTubeの画像サイトURLも併記されていますから、聞きながら目を通す事も可能です。
- 斑目氏は「ほとんど記憶が無いんですが…」を連発しながらも多くを率直に語っておられる印象はあります。質疑の最後に、黒川委員長が「本当に今日は斑目委員のフランクなご意見を伺わせていただきまして、ありがとうございました。」に総括されるのかもしれません。

(2) 自分の感想と意見。
- 筑波山麓さんのご意見については(感じ方の違いですから)、それを否定するものではありません。「なるほど、そういう感じ方や見方もあるのだなぁ」、「原子力ムラを構成している全ての方々がそうであれば…」という思いもありますが、そうはならないようにも思います。
- 私自身は、斑目氏が未だに原子力安全委員会の委員長職を続けておられる現実に驚いている部分もありますが、当事者とされる方々の言動からは、“自責”と“他責”の受け止め方の違いを強く感じます。 斑目氏を無責任と断じるつもりはありません。しかし、氏の発言には“自責”と感じておられる側面と、“他責”に逃げ道を残しておられる発言とが混在しているように感じました。
(余談ですが、前委員長は現在「もんじゅ」の運転再開を目指す立場の方とのことです。原子力ムラの中で、斑目さんは運の悪かった方ということになるのですか? そうではないでしょうね。)

- 私は、(この方に対しては)同じ立場であれば同じ事を繰り返す方という印象を持っています。 この方特有のぶっきら棒な(フランクな?)ものの言い方については好印象を持つ面もありますが、当初からそうだったので、ただ単に“元々こんな人なんだろうなぁ”という思いがあります。スミマセン。個人についてはどうでもいいのですが、むしろ科学的な意見と政治的な判断、学術的な意見と個人的感想とが混在しているように感じており、その中で“自責”をどの程度認識しておられるのかについて疑問を残します。

〜A-8.に続きます〜

No.38163 【A-8.】

〜A-7.からの続き〜

2012-03-09 22:52:36
ZWlba5 ronpapa (3) そして私は、上記の国会原発事故調から続く経過として、最近の安全委員会議事録や速記録のいくつかを読んでみました。委員長は勿論現在も斑目さんでした。→ http://www.nsc.go.jp/(原子力安全委員会URL)
- 特に最近の速記録内容と経緯に興味を持ちました。
 <予備情報>
 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012021802000031.html
 http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1408.html
 <発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価検討会>
 http://www.nsc.go.jp/senmon/shidai/hatsudensougou.html
- 原子力安全保安院と斑目委員長の闘いの決着は、原子力規制庁と原子力安全調査委員会あるいは原子力規制委員会に持ち越されるのでしょうが、安易な原発再開が許されるはずもなく、かと言って委員会は、原発廃止や脱原発を論じる場所でもありませんから、大飯原発再稼動の可否とその為のストレステスト評価検証法の適用是非が今後の論点(世論?)に発展するのかもしれません。



 明後日は震災と原発事故から1年。多くの生命と日常が奪われたのです。(沈黙!合掌) 不条理と感じる現実かもしれませんが、残された私たちは、日常を取り戻すべきなのでしょうか? それとも、これまでの日常を改めるべきなのでしょうか? 私にとっての答は、まだまだ見つかりません。

No.38195 【A-9.】

今後の原子力行政について・・・という事で。

2012-03-22 15:02:35
ZWlba5 ronpapa またも長文での意見投函となりますが、お許し下さい。

筑波山麓さま意見> 私は、条件付き原子力発電賛成者です。この福島原発に対する真の原因追求、二度と事故を起こさないようなハード、『ソフト』面の対策の実施、そして、これを機会に発送分離を行い、電力会社に競争原理を導入していただきたいとの強い思いを持っております。そのためには、真実を知る原子力村関係者が自らを含めてその非を認め、そして、広くその真実を語っていただきたいと願っております。これこそが再生日本の進むべき第一歩であろうと考えております。

ronpapaの意見> 先ず私は(出来るだけ予断を持たずにニュートラルな状態での様々の意見や情報の理解に努めてきたつもりですが)、そろそろ脱原発への指向が強まりつつある立場です。 しかしながら、筑波山麓さまの上記意見とその主旨に対しては(そこで得られる結論は違うとしても)、全く同意見を持っています。
原子力ムラの方々から真実を…というのは、難しい事かもしれません。自責を自責として認識されない方が多いように思います。斑目氏は特別だったのでしょうか。原子力政策大綱を見直す原子力委員会の中からは自己総括の声が聞こえてはきません。日本学術会議も同様です。まして行政官僚組織である保安院は、今でも(原発再稼動に繋がる現行法規に従った)手続き手順を粛々と進めています。大飯原発だけではありません。もんじゅは再稼動を希望し、六ヶ所村では実験再開への道筋を再トレースしています。
そして最後は、政治的かつ国民合意的な最終判断のステージへ向けてと進行しているはずです。安全委員会での査問は、その一里塚にしかならないように思います。

- 今後の焦点となるべき動きについては、以下の総合資源エネルギー審査会に移っていくはずですから、私はこちらの趨勢に注目しています。
↓経済産業省>資源エネルギー庁>総合資源エネルギー審査会>第16回 基本問題委員会(配布資料)
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/kihonmondai/16th/16sankou2.pdf

〜以下、A-10.に続きます〜

No.38196 【A-10.】

今後の原子力行政について(2)

2012-03-22 15:09:33
ZWlba5 ronpapa 〜A-9.からの続き〜

- この最終ページ(154頁目)に、8名の委員からの連名で「エネルギーミックスの選択肢に向けた意見」という文書が提出されています。出だしの文書は“事務局より意見提出を求められている「エネルギーミックスの選択肢」について、そもそもこのような枠組みは適切でないと考え、議論の進め方の再考を求めます。”で始まり、提案理由の中に“更に、そのような数字はあくまで予測の試算に過ぎず、政府が墨守すべき計画や目標ではないことを強調しておきます。目指すべき社会像とそれへ至る政策の下で、消費者たる国民が選択した結果が%の数字となるはずだからです。”との意見が表明されています。

- 私はこの意見に意を同じくしました。何故なら、資源エネルギー庁の事務局(即ち、経産省官僚)が、委員会での意見集約方法と、国民に対する合意形成への意見提示方法を(選択肢的に)誘導しようとする意図に対する明確な反論だからです。(この8名の委員は、これまでにも続けられてきた官僚的手法(策略)を見抜いていると感じたからです。官僚と呼ばれる方々は、ことほど左様に狡猾ですから、ロジックのすり替えには気を付けなくてはいけません。但し、物事を前に進める為の手続き手法の展開策についてはプロフェッショナルです。凄い人達ですよ。)
豊かな社会を求めるという経済モデルをベースにして(換言すれば、今の豊穣な生活を維持するということを人質的交換条件に偽装して)“さぁ、どうする。今の生活が捨てられますか?”と問いかけるやり方に等しく、東電からの安易な値上げ要請とそれを社会的権利と公言する頭脳構造と変わらないことになります。
(豊かな社会とエネルギー選択肢は、トレードオフの関係ではないと思います。これをそのようにすり替える考えは危険だと思いましたので、私は人質的交換条件への偽装と称することにしました。またも危険な欺瞞の構造じゃないですか?)

- 私たち国民に問うて欲しいのは、“どんな社会を望みますか?”ということであって、今のままの延長線上での施策選択ではないはずだからです。 勿論、原発の要否や是非についてはエネルギー選択と社会構造の中心課題です。しかし、エネルギー選択肢は社会生活基盤の手段であって目的ではありません。

〜以下、A-11.に続きます〜

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