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環境Q&AQ&Aへの疑問・質問

掲示板(環境Q&Aへの疑問・質問)

登録日: 2012年02月26日 最終回答日:2012年04月01日
カテゴリ:環境一般 >> その他(環境一般)

ECOカーのLCA 

No.38104 2012-02-26 20:16:03 ZWl7727 todoroki

最近表の方にこういうQ&Aが載りました。
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=38066(締切済)
「自動車のLCAとは何ぞや?」「自動車部品のLCAとはなんぞや?」
「自動車素材のLCAとは何ぞや?」を じっくりと検討したいので、
掲示板に投稿します。

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No.38130 【A-8.】

Re:ECOカーのLCA

2012-02-29 09:17:34
ZWl7b25 筑波山麓 <つづき>

私も、地球温暖化に真剣に取り組んでおります。

ICPP(気候変動に関する政府間パネル)は、2500名以上の専門家が関わり、130カ国の政府による全会一致で、「地球温暖化には疑う余地がない」と断定しました。

もはや、地球の平均気温が2℃以上上昇することを防止することは不可能である、また、我々人類が排出した二酸化炭素が、排出した量に比較してその大気中の増加量が少ない理由も分かっております。その結果、我々人類が京都議定書を遵守したとしても、地球温暖化をくい止めることができないことも分かっております。また、「地球の平均気温が2℃以上上昇する」ことが何をもたらすかも分かっております。しかし、その現実(大災害)が起こらないと誰も猫の首に鈴をつけられないのも現実です。

人間は、理想のみで生きている訳ではありません。各国のエゴとは言いますが、各国には国民に職を与え、食わせていく義務もあるのです。

COP17に参加した各国の閣僚は、COP17で合意に達しなければ、京都議定書の次の新協定を締結するのに空白が生じることも十二分に知っております。しかし、現在の京都議定書が一方的に先進国のみに負担を要求し、経済の発展が著しい中国、インドなどが一方的に利益を得る京都議定書のような仕組みには応じることができないのが現実です。そして、温度上昇の影響をもっとも受けるのは低開発国の国民です。ツバルなどはその一つでしかありません。人災の一面もありますが中国の砂漠化、ハリケーン・台風の大型化、異常気象の頻発、マラリアなどの熱帯伝染病の北上、異常気象などによる食糧の不足の可能性、などなど数え上げれば切りがないほどあります。何らの対策もたてなければ、将来、海水面が7m程度上昇するであろうことも分かっております。また、食糧生産可能な土地に比較して人口が多い中国・インドなども異常気象の影響をもっとも受けやすいことも周知の事実と思われます。

しかし、世界各国が一致して地球温暖化を防止する必要性を認め、その為には自国の経済成長を犠牲にしても良いと考えるまでは多くの困難が待ち受けるであろうと思われます。

少し、熱が出てきましたので、今日はここで終わりにします。なお、今日、病院に行きましたらインフルエンザではないであろうが、もう一日休んだ方が良いと言われましたので、明日も続けたいと思っております。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
おっしゃり通り、私もまた、地球温暖化に真剣に取り組んでいるつもりです。
『人間は、理想のみで生きている訳ではありません。』と言うのも、おっしゃる通りです。
私も、弊社も、もちろん消費者の方々もそうです。
ですから、自動車会社の方々は言います。
「いくらECOカーを作っても、売れなければECOじゃない」
消費者の方々は言います。
「いくらECOカーを売っても、エコノミーじゃなきゃ買わない」
自動車部品会社とその社員は、いつもその狭間でせめぎ合っています。

No.38128 【A-7.】

Re:ECOカーのLCA

2012-02-28 18:22:20
ZWl7b25 筑波山麓 <つづき>

>私は、化石燃料の資源枯渇と地球温暖化は切り離して考えています。

そのとおりです。化石燃料の枯渇と地球温暖化の対策とは別物です。聞くところによると、ソ連などは、地球温暖化賛成だそうです。北極海の氷がなくなり、船舶の通交が可能になる、永久凍土に覆われたシベリヤの開発が可能になるなどが理由だそうです。京都議定書に加盟したのも、排出権の売却その他で自国にとって有利になると判断した結果だそうです。

<つづく>

「todoroki」さんの回答に対するお礼・補足:を読み落としておりましたので、少し、修正させていただきました。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
『「todoroki」さんの回答に対するお礼・補足:を読み落としておりましたので、少し、修正させていただきました。』
了解です。ありがとうございました。

No.38127 【A-6.】

Re:ECOカーのLCA

2012-02-28 17:52:03
ZWl7b25 筑波山麓 A-2. Re:ECOカーのLCA の回答に対するお礼・補足:について。

@ 石油の可採年数(R/P)は、1970年代(石油ショックの頃)からずっと40〜50年で変わりません。
A 石油の値段が上がってくると、今まで見向きもしなかった深海原油や、オイルサンド,オイルシェル(シェール)のようなものも「採算にのってくる」からです。
B もちろん石油を掘削する技術の進化も見逃せません。

その通りです。既に、一部では水深2600mの海底からも採掘するようになっております。これが、水深5000m程度の大洋の海底から採掘できるようになったとしても、その探索技術、採掘技術、そして台風その他による災害に耐えて、メキシコ湾のような事故を起こさないでどこまで採掘できるかをお考えください。また、いつかは、石油を採掘する場所はなくなります。また、オイルサンド、オイルシェル(シェール)は、急に突然発見されたりしたわけではありません。オイルシェールは1837年頃から利用されており、オイルサンドは第二次大戦中に日本軍が採掘に取り組んだほど、昔から知られていたものです。その開発方法も当初から研究されておりました。いままた、メタンハイドレードなども注目されているようです。これの開発方法はこれからの課題です。これらの開発は、化石燃料の枯渇を見越して、次々に新エネルギー源を見つけ、開発方法を実用化してきた人類の叡智のたまものです。偶然、何もしなくても目の前に現れた資源ではありません。

もっとも採掘しやすい陸上の原油がなくなり、次に、大陸棚の原油がなくなり、更に、オイルシェール、オイルサンドがなくなり、深海の原油がなくなり、それでも、メタンハイドレードがある、必ず、なにがしかの資源が地球上で見つかるから大丈夫である、化石燃料は枯渇しないというお考えのようですね。

東北大学名誉教授 橋本功二先生の資料をよくお読みください。、

<つづく>

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
橋本先生、写真で拝見するとお変わりなくお元気そうですね。
「資料をよくお読みください。」とのご指摘ですが、
私は実際にお邪魔して装置を拝見し、お話しも伺いました。
方法論としては共感をおぼえるものがありますが、
あまねく世界中のお客様にどうやって届けることができるか、
それを考えています。

それから、石油は枯渇しないのではありません。
そんな幻影は、たぶん自動車業界の人々は とっくの昔に捨てました。
だから次をどうしようか?なんです。
結論は出ていません。
私は個人的に火力以外の電気かバイオエタノールだと思っていますが、
それが正しい確証はどこにもありません。

No.38126 【A-5.】

Re:ECOカーのLCA

2012-02-28 17:18:31
ZWl7b25 筑波山麓 A-3の「回答に対するお礼・補足:」について。

>むしろ個人的には、食料と競合しないことを条件に バイオエタノールには少し 期待しています。

私も個人的に期待しておりますが、これに関する多くの発表がありましたので、2月1日のNEDOの成果発表会に参加いたしました。これらを拝聴して、また、業務上必要があって調査を行っておりますが、総体的に言って、コストが高く、実用的な段階のものはなく、近い将来にも実用的なものが出てくる可能性は低いようです。

最近、茨城大学のスイートソルガムを休耕田で栽培してバイオエタノール化する研究発表を聞いて参りましたが、このケースではスイートソルガムには多くの糖分が含まれておりますので、かなりコストが低くなったようですが、これでも約\200/L程度のコストがかかります。

さとうきび等の糖分をエタノールにする、トウモロコシなどの澱粉を酵母を使って糖化したものをエタノールにする等は比較的容易です。

しかし、蓄積量、生産量ともに大きい木質バイオマスについては、木質からバイオエタノールに転換する技術は古くからあるのですが、工程が多段階となり、コストが高く、実際的ではありません。

今後、遺伝子組み換えを行なった酵母、大腸菌などによる生産技術に期待が持たれておるのが現状です。

なお、先に掲載して、パームオイルBDFについても、現在、調査を継続しておりますので、ご興味があれば、後ほど、お知らせいたします。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
パームオイルBDFについては、
すいませんがその地域偏在性からして
グローバルスタンダードになり得るわけもなく、
全く興味がありません。

No.38125 【A-4.】

Re:ECOカーのLCA

2012-02-28 16:47:16
ZWl7b25 筑波山麓 A-3の「回答に対するお礼・補足:」について。

今日は、風邪で先ほどまで寝込んでおりました。昼食として軽くスープを飲んで少し容態が良くなったところです。

>「わずかに、日産のリーフのみが実用性として60点スレスレと考えております。」と述べておられますが、そこまで評価する気にはなれません。

これは、個人の主観的なものなので、水掛け論になる可能性がありますが、電気自動車の開発は電池自動車の開発にも繋がるものであり、実用的な電気自動車開発への一歩と私は考えております。

>BDFは、全然アテにしていません。

廃食用油を原料とするBDFについては、そのLCAについて疑義があるようですが、多くの研究から徐々にそのLCAが改善されつつあることも事実です。

一方、米国では、2007年9月1日に再生可能燃料基準(Renewable FuelsStandard:RFS)を施行しております。

このRFSプログラムは、米国の自動車運転者に対して、2007年に販売される燃料の4.02%(約47億ガロン相当、1ガロン=約3.8L)を再生可能燃料とすることを義務づけ、この最低使用量は毎年引き上げられて、2012年に75億ガロンになるということです。この再生可能燃料と認められるための要件は、石油ベースのディーゼルに比べて温室効果ガス排出量(LCA)が20%以上少ないこととなっております。

米国環境保護庁(EPA)が、この基準をクリアーするかどうかの試験を実施しており、2012年1月27日に「パームオイル・ディーゼルは温室効果ガス削減基準を満たさず」と、分析結果をパブリックコメントしましたが、それは、2種のパームオイル・ディーゼルを分析し、その削減幅は17%と11%でしかなかったので、パームオイルを原料とするBDFについて、再生可能燃料基準(RFS)を満たさないということです。しかし、他のBDFについては、今のところ、「石油ベースのディーゼルに比べて温室効果ガス排出量が20%以上少ないことと」の基準をクリアーしていないという報告はありません。また、このパームオイルBDFについても、基準はクリアーしませんでしたが、平均14%の効果はあるということです。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
インフルエンザですか?それとも今年特有の胃腸に来る風邪ですか?
無理をなさらぬよう、お大事にお過ごしください。

さて、BDFですが、
@日本において、どうやって作るか、また年間消費量に対して
どれぐらいの供給量になるかが不明
ABDFというぐらいですから、ディーゼルエンジン中で燃焼させるわけですよね?
燃焼後にどういう生成物が排出されるか、その濃度含めて不明
B日本で1リットルあたりいくら(の値段)になるのか不明

な状態では、まじめに自動車部品の研究・開発を行うわけにいきません。

No.38112 【A-3.】

Re:ECOカーのLCA

2012-02-26 22:32:51
ZWl7b25 筑波山麓 「todoroki」さんへ。

「日産が内燃機関の開発を中止した、すべての研究員、技術員を電気自動車の開発に投入している」については、直接、日産の中央研究員からお聞きした話です。また、他の有識者からも確認した話です。その開発に伴う、人件費、ハードその他の費用は膨大な額になります。仮に、1000人の一流の研究者・技術者が専任すれば、自分の経験から、このような最先端の研究開発に取り組む人員の年収は1000万円前後と思われますので、人件費のみで年間100億円程度になります。

また、世界の多くの自動車会社が合併を繰り返している理由をご存じでしょうか?多くの経済新聞・雑誌によれば、化石燃料の枯渇が迫っており、内燃機関以外の電気自動車その他の開発に膨大な資金、人材を必要としており、その充当のため、生き残りのためにその充実を図っているそうです。

また、ドイツ、米国、ブラジルなどがバイオエタノール、BDFの生産に注力している理由をご存じでしょうか?

それは、迫り来る石油燃料の価格高騰への対応、エネルギー安全保障のために石油産油国等によるエネルギー独占を軽減したいためです。それに加えて、米国は農家の保護政策としての一面もございます。

「「持続可能な自動車と交通社会」をある程度真面目に考えている会社とがあります。同じ会社の中にも、「生き残り」だけを考える人も入れば、 真剣に「地球温暖化防止」を考えている人がいます」との理想は分かりますが、熾烈な競争を生き残るために、他社より少しでも早く、より優秀な技術を開発し、特許を取り、製品化しようという競争下において、そのような理想で会社を経営できる恵まれた経営者がどれほどいるかをお考えください。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
日○さんや三○さんには悪いけど、私は「性能も価格も環境負荷も、EVはまだ時期尚早」派です。
筑波山麓さんはhttp://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=38066のA-2で、
「わずかに、日産のリーフのみが実用性として60点スレスレと考えております。」と述べておられますが、
そこまで評価する気にはなれません。
特に原発以降、火力発電に頼らざるを得ない日本においては。(これは自動車会社のせいではないけど)

実は自分なりにライフサイクルCO2も計算してみましたし、他の方が書いたものも読んでみました。
しかしどうしても、**電力から電気を買って充電している限り、「EVが世界を救う!」という図柄は描けませんでした。
もし描けるとしたら、現在 先進国ではフランスとカナダ、途上国ではブラジルなど、ごく一部の国でしょう。
日○さんの社長さんは、フランスの会社から来られたブラジル人だそうですが。

BDFは、全然アテにしていません。
むしろ個人的には、食料と競合しないことを条件に バイオエタノールには少し 期待しています。

No.38110 【A-2.】

Re:ECOカーのLCA

2012-02-26 21:51:46
ZWl7b25 筑波山麓 「todoroki」さんへ。

東北大学名誉教授 橋本功二先生の資料によれば、現状のまま石油を使用しつづければ、2040年頃には石油が枯渇するそうです。、
http://www15.ocn.ne.jp/~hashico2/CO2/gurobaru_er_suan_hua_tan_surisaikuru.html

他にも同様な資料がございますが、また、新エネルギー財団の資料によれば、現在の石油埋蔵量は、世界の石油の確認可採埋蔵量は約1兆バレル、富士山を逆さにして直径40kmのさかづきに見立てると、もう1/8杯分しかありません(富士山の体積1400立方kmとして計算)だそうです。他に、富士山の山塊程度との資料もございます。どちらにしろ、その量の少なさに驚かされます。一時、もてはやされた北海油田も枯渇目前だそうです。
http://www.gns.ne.jp/eng/g-ken/doukan/agr_310.htm

現在の化石燃料の確認埋蔵量が減少しないのは、海底油田の開発が進み水深2600mの海底からも採掘できるようになったからです。また、オイルシェールのような新資源開発も進んだためです。この海底油田もメキシコ湾海底油田のように大きな事故が頻発しております。

また、中国、インドを初めとして、低・中開発国の石油使用量は年々増大の状況です。したがって、希望を持ちたいというお気持ちは分かりますが、石油の枯渇は、目前(数十年程度先)です。もちろん、枯渇になる前に、価格の暴騰が起こり、石油の使用量の激減が起こる、あるいは、軍事目的のための輸出制限、使用制限が始まるなどがあるでしょう。

枯渇するから価格暴騰があり、湯水のように使えなくなるのではないでしょうか?。枯渇=「湯水のように使える時代は終わった」ということではないでしょうか?

それとも、温暖化防止のために「湯水のように使える時代は終わった」という意味でしょうか?そうであれば、何故、COP17はまとまらなかったのでしょうか?

『→これは違います。「化石燃料を湯水のように使える時代は終わった」と言い換えたほうが正しいと思います。』の真意をお聞かせください。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
「化石燃料を湯水のように使える時代は終わった」の真意ですか。
@ 石油の可採年数(R/P)は、1970年代(石油ショックの頃)からずっと40〜50年で変わりません。
A 石油の値段が上がってくると、今まで見向きもしなかった深海原油や、オイルサンド,
  オイルシェル(シェール)のようなものも「採算にのってくる」からです。
B もちろん石油を掘削する技術の進化も見逃せません。

しかしちょっと前までのように、1バレル20〜30ドルの原油というのは、
もう手に入るべくもない、という意味です。
もちろん化石燃料の価格高騰ははじまっております。しかしその理由は需給逼迫によるだけではない、
むしろOPECや、近年ではWTIの周りの「相場師」達の影響が大きいと思っています。

(以下Wikipedia「可採埋蔵量」より)
可採埋蔵量(かさいまいぞうりょう)は、地下に存在する石油や天然ガスなどといった地下資源の埋蔵量のうち、
これから技術的・経済的に掘り出す事ができる埋蔵量のこと。既生産分を含めた量を究極可採埋蔵量という。
油田、ガス田に存在する地下資源の総量は原始埋蔵量といい、
可採埋蔵量がゼロになったからといって地下資源が採掘されつくしたことにはならない。
すなわち技術力の向上や産出物の価格上昇に伴って技術的・経済的に採掘が可能になる資源が増加することで、
可採埋蔵量は増加する。さらには単純に新たな油田、ガス田などが発見される事で、原始埋蔵量も増加の可能性がある。

私は、化石燃料の資源枯渇と地球温暖化は切り離して考えています。
LCAで考えると 別の環境負荷ですから。もちろん両者が密接に関連していることは知っているつもりです。
また喫緊の課題は、地球温暖化の方だと考えています。
ですからまず、地球温暖化をどうにかメドをつけるのが先では とも思っています。

No.38105 【A-1.】

問題提起をひとつ

2012-02-26 20:44:38
ZWl7727 todoroki http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=38066に対する
A-2No.38072 筑波山麓さんのお答えに対して@
ご意見の中には、なるほどと思うところと、
そうでないと思うところとがあります。
*********************************************************
No.38072 A-2 筑波山麓さんのお答え(一部抜粋)

自動車メーカーが電気自動車・ハイブリッドカーの開発を進めているのは、
地球温暖化を防止するためではない、
自社の生き残りのためであると考えるようになりました。

→これは会社によって考えが異なります。
 本当に自社の生き残りのみを考えている会社と、
 「持続可能な自動車と交通社会」をある程度真面目に考えている会社とがあります。
 同じ会社の中にも、「生き残り」だけを考える人も入れば、
 真剣に「地球温暖化防止」を考えている人がいます。

化石燃料の枯渇は目前です。

→これは違います。「化石燃料を湯水のように使える時代は終わった」と
 言い換えたほうが正しいと思います。

その前に、化石燃料の需給逼迫による価格高騰ははじまっております。

→これはおっしゃる通りだと思います。
*********************************************************
このように一つ一つ議論を積み重ねていければと思います。
息の長い議論を続けられればと思います。

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