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環境Q&AQ&Aへの疑問・質問

掲示板(環境Q&Aへの疑問・質問)

登録日: 2012年02月26日 最終回答日:2012年04月01日
カテゴリ:環境一般 >> その他(環境一般)

ECOカーのLCA 

No.38104 2012-02-26 20:16:03 ZWl7727 todoroki

最近表の方にこういうQ&Aが載りました。
http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=38066(締切済)
「自動車のLCAとは何ぞや?」「自動車部品のLCAとはなんぞや?」
「自動車素材のLCAとは何ぞや?」を じっくりと検討したいので、
掲示板に投稿します。

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No.38153 【A-11.】

Re:ECOカーのLCA

2012-03-07 07:15:50
ZWl7b25 筑波山麓 A-5. Re:ECOカーのLCAの回答に対するお礼・補足:について。

『ご回答ありがとうございます。パームオイルBDFについては、すいませんがその地域偏在性からしてグローバルスタンダードになり得るわけもなく、全く興味がありません。』について。

欧州では菜種油、中国ではオウレンボク等、北米及び中南米では大豆油、東南アジアではアブラヤシやココヤシ、ナンヨウアブラギリから得られる油が利用されております。

菜種油、ひまわり油、コメ油は、酸化しやすい。パーム油、ココナッツ油、牛脂は、低温で固まりやすい。魚油は、低温でも固まりにくいが、熱でスラッジが発生しやすい。(以上、ウィキペディアより)などの長所、欠点がありますが、このようなバイオマスは、『その地域偏在性からしてグローバルスタンダードになり得るわけもなく』というレベルの問題でなく、多種、多様な、バイオマスの特性を把握して、如何にしてLCAを考慮しながら、使用するかの問題です。

また、あなたの重要視されている地球温暖化にとっても、化石燃料を使用せず、大気中の温暖化ガスを増加させない可能性が高いBDFは重要なのではないでしょうか?

それとも、このようなものは、あなたの地球温暖化防止には『全く興味がありません。』なのでしょうか?

No.38154 【A-12.】

Re:ECOカーのLCA

2012-03-07 21:16:24
ZWl7b25 筑波山麓 A-6. Re:ECOカーのLCA 回答に対するお礼・補足:について。

『私は個人的に火力以外の電気かバイオエタノールだと思っていますが、それが正しい確証はどこにもありません。 』について。

バイオエタノールについては、A−5.で言及しましたので、これ以上述べませんが、もし、ご希望ならば、いつでも多くの情報をご提供可能です。

No.38155 【A-13.】

Re:ECOカーのLCA

2012-03-07 21:23:53
ZWl7b25 筑波山麓 A-8. Re:ECOカーのLCA 回答に対するお礼・補足:について。

>「いくらECOカーを作っても、売れなければECOじゃない」消費者の方々は言います。「いくらECOカーを売っても、エコノミーじゃなきゃ買わない」自動車部品会社とその社員は、いつもその狭間でせめぎ合っています。
について。

お金を出して、商品を買っていただく以上、当然のことと思えますが。

トヨタ自動車がプリウスを販売開始したときの経営者の非常な決断をご想像ください。また、プリウスが売れることが分かってから発売した他社の安易な追随をお考えください。先発メーカーの成功を見て、追随する後発メーカーは、成功を導く、自ら及び社の運命をかける決断をしない分、経営者の品性に劣ると私は思っております。このような二番手路線を継続し、多くの成功の可能性を自ら捨てた悲劇の東○は遠い過去の話ではありません。

また、『現在 先進国ではフランスとカナダ、途上国ではブラジルなど、ごく一部の国でしょう。日○さんの社長さんは、フランスの会社から来られたブラジル人だそうですが。』と言われましたが、すべての内燃機関の開発を中止し、すべてを電気自動車の開発に集中するとの決断をしたことをどのように受け止められましたか?

通常の経営者であれば、残りの人生を日○立て直しの功績で過ごすことを考える方が多いのではないでしょうか?神ならぬ人間の身であれば、将来の成功を完全に見通すことは不可能です。なにがしかの失敗の可能性は必ずあります。それが80%であっても、5回に1回は失敗し、過去の成功をも失う可能性があります。間近に成功を経験した自らの出所進退をかけ、および社員の生活をもかけるこの決断を行うにおいて、情報の収集努力、適切な判断・決定、失敗の可能性に関する研究等々多くの労力を要したと思われます。また、身近にいる社員は、この社長の態度を常に注視しております。社長の安易な、または、十分に配慮しない決断をした場合は、必ず見抜き、社内の結束に乱れが生じる恐れが高いものです。

このようなことを考えるとき、会社および従業員にとって、経営者の品性(この言葉で適切かどうか悩みましたが、かなり近いと思っております。なお、能力ではありません。能力はその一部でしかありません。)はとても重要なことであり、国籍、学歴などで判断できるものではないと考えます。

No.38173 【A-14.】

Re:ECOカーのLCA

2012-03-16 23:20:00
ZWl7b25 筑波山麓 お待ちしております。

私もPCが不調なので、昔のPCを引っ張り出しましたが、これも壊れてしまいました。早く新しいPCを購入したのですが、なかなか、良い機種と財布の中味とが一致しません。

todorokiさんも、PCを大事にお使いください。


No.38177 【A-15.】

Re:ECOカーのLCA

2012-03-17 10:34:37
ZWl7b25 筑波山麓 現在、私の地方では給油するごとに価格が上昇し、ガソリン価格が¥150/Lを超える勢いです。

一方、ますます、再エネの研究がすすみ、バイオエタノールのコストも下がりつつあります。

また、7月1日より再エネ法が施行され、再エネの需要が増す予測です。既に、BDF発電、メガソーラー発電、風力発電、バイオマス発電等が多く計画され、その需要が一気に加速する傾向が見えております。

このような時にこそ、冷静なLCA評価がなされることを期待する次第です。

回答に対するお礼・補足

ご回答ありがとうございます。
A-11〜16にまとめて回答ですいませんが、
現在パソコンの調子が良くないので、
回答をしばらく保留させてください。
うまく作動するようになったら、
A-17に入れます。

No.38187 【A-16.】

Re:ECOカーのLCA

2012-03-20 00:13:25
ZWl7b25 筑波山麓 お待ちしております。

私もPCが不調なので、旧い機種を引っ張り出しましたが、壊れてしまいました。新しいPCを購入したいのですが、性能と財布の中味が一致せず、なかなか新調できません。

torodokiさんも、PCの不調が直ると良いですね!

No.38238 【A-17.】

BDFは環境負荷を下げません

2012-04-01 10:34:34
ZWl7727 todoroki 返信が遅くなってすいません。
この間 BDFについてのGHGを再計算してみました。
結論から言うと、現状では普通の軽油と同等の範疇でした。
ましてや使用時のGHGを相殺できないのでは、どうしようもありません。
価格は…、とてもじゃないけど石油製品の軽油以下の価格では供給してもらえません。
世界の石油業界が「既得権益保護」を理由に、市場に流通してくれませんから、
普通のスタンドで買えません。

私はクリーンディーゼルを全否定するつもりはありません。
(最近出たマ○ダさんの新型SUVは、ガソリン車よりディーゼル車の方が売れています。市場動向は正直です。)
しかしBDFは今のところGHGを下げる見込みがない、ので投入反対です。

No.38239 【A-18.】

(A-17の続き)なぜBDFは環境負荷を下げないのか?

2012-04-01 10:42:40
ZWl7727 todoroki なぜBDFは環境負荷を下げないのか?
筑波山麓さんにいろいろな文献をお示しいただきましたが、
いみじくもご自身でA-11にてこう述べられています。
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欧州では菜種油、中国ではオウレンボク等、北米及び中南米では大豆油、東南アジアではアブラヤシやココヤシ、
ナンヨウアブラギリから得られる油が利用されております。
菜種油、ひまわり油、コメ油は、酸化しやすい。パーム油、ココナッツ油、牛脂は、低温で固まりやすい。
魚油は、低温でも固まりにくいが、熱でスラッジが発生しやすい。
(以上、ウィキペディアより)などの長所、欠点がありますが、このようなバイオマスは、
『その地域偏在性からしてグローバルスタンダードになり得るわけもなく』というレベルの問題でなく、
多種、多様な、バイオマスの特性を把握して、如何にしてLCAを考慮しながら、使用するかの問題です。
********************************************************************************************************
そう、BDFは農業製品 即ち「ローカルな製品」であって、
エタノールのように「世界のどこで手にしてもC2H5OH」という、
「世界共通 グローバルな工業製品」になり得ない、
それに起因する潜在的な環境負荷を積み上げていないのが理由です。
それを顕在化して積み上げれば、A-17のタイトルの結論になります。

そう、一つ可能性があるとすれば、ローカルな「代替軽油」としては 出回るかもしれません。
(一部ではゴミ収集車用等 既に出回っています)
でも我々部品業界含めた自動車業界は、こういう使い方(使われ方)は決しておすすめできません。
製品の信頼性,遵法性を損なうからです。

個人的な理由ですが、まだPCが本調子でないのと、
BDFだけ、というか「自動車にエンジンありき」の前提に立脚した
議論だけに埋没したくないので、
これをもってこのQ&Aは一回閉じさせていただきます。

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