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第4次国家環境政策計画【オランダ】 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.15

第4次国家環境政策計画【オランダ】

ダイヨジコッカカンキョウセイサクケイカク   【英】4th National Environmental Policy Plan / Vierde Nationaal Milieubeleidsplan(蘭)  [略]4th NEPP / NMP4  

解説

オランダ政府は、環境政策の目標、講じるべき対策を提示する国家環境政策計画を1989年から策定しているが、その第4版となるもの。

第4次国家環境政策計画は、2001年に発表され、2030年までを対象期間としている。

重点的に取り組むべき主要な環境問題として、(1)生物多様性の喪失、(2)気候変動、(3)自然資源の搾取、(4)健康への脅威、(5)産業事故など外部安全性への脅威、(6)生活環境への被害、(7)先端技術等に伴う制御不能なリスクの可能性という7つがあげられている。

国家環境政策計画の特徴は、目標を数値で具体的に示し、達成状況を評価していく点にある。第4次計画でも、汚染物質の排出削減について、2030年までに、1990年比で、CO2を40-60%削減、NOxを80-90%削減、粒子状物質を85-95%削減するといった目標が掲げられている。

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