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環境用語 ニホンカモシカ

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

ニホンカモシカ

ニホンカモシカ   【英】Japanese Serow  

解説

ウシ科ヤギ亜科の草食獣で、日本固有種。本州、四国、九州の山岳地帯に生息。ヤギ亜科の古い形態を持つという学術的価値から、1934年天然記念物に種指定、1955年には特別天然記念物に昇格。

昭和20年代には生息数が著しく減少したが、捕獲禁止措置の徹底等により増加し、1970年代後半から各地で林業被害が激化した。1979年に環境、文化、林野の3庁間で、天然記念物指定を種指定から地域指定へ変更すること、被害防除のために必要な捕獲を行うことが合意され、岐阜県・長野県で捕獲が開始された。保護地域設定作業の遅れにより、地域指定への移行はまだ行われていない。1980年代から、他の動物に先んじて、文化庁・環境省によるモニタリングなど科学的保護管理を目指した取り組みが進められてきた。

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