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ベルリンマンデート・アドホックグループ 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2015.09.28

ベルリンマンデート・アドホックグループ

ベルリンマンデートアドホックグループ   【英】Ad Hoc Group for Berlin Mandate  [略]AGBM  

解説

マンデートは「指令」「決定」、アドホックは「特別の」の意。ベルリンマンデートというCOP1の決定文書に基づいて、特別に設置された検討会議のことであるが、メンバーは確定されておらず、NGOなどの参加も認められた。

ベルリンマンデートは、1995年ベルリンで開催された第1回気候変動枠組条約締結国会議(COP1)での、先進国の温室効果ガス排出量の数値目標の設定とその達成のために各国が取る政策、措置を規定するための議定書(京都議定書)などを第3回締約国会議(COP3)において採択するとしており、これを受け、ベルリン・マンデートアドホックグループ(AGBM)が設置され、第3回締約国会議(COP3)までに議定書の性格、位置付けをまとめる新しいプロセスが始まった。

AGBMは、1995年8月から合計8回(第8回再開会合を含めると全部で9回)の会合を開催し、「議定書は法的拘束力のある数値目標をもつものとする」という閣僚宣言をまとめ、これは、ベルリン・マンデートのプロセスに刻まれた重要な一歩となった。(2015年2月確認)

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