一般財団法人環境イノベーション情報機構

環境用語 生物多様性民間参画ガイドライン

作成日 | 2010.06.10  更新日 | 2010.06.10

生物多様性民間参画ガイドライン

セイブツタヨウセイミンカンサンカクガイドライン   【英】Guidelines for Private Sector Engagement in Biodiversity  

解説

環境省によって作成された、事業者の自主的な生物多様性活動のための指針。2009年8月に公表された。事業者が、生物多様性の保全と持続可能な利用を進める上での原則や考慮すべき視点、さらに参考となる実践ヒントなどが盛り込まれている。

2006年3月にクリチバ(ブラジル)で開催された第8回生物多様性条約締約国会議(COP8)では、生物多様性の保全と持続可能な利用のための民間参画の重要性が決議された。また、第三次生物多様性国家戦略(2007年11月)では、企業等の活動が生物多様性にさまざまな影響を与えている一方で、生物多様性の保全と持続可能な利用を社会経済的な仕組みの中に組み込むための事業者の役割は重要であることから、事業者の自主的な活動の指針となる生物多様性企業活動ガイドラインを策定する方針が示されていた。さらに、2008年6月施行の生物多様性基本法第6条においても事業者の責務が規定された。こうしたことから、環境省は2008年8月に「生物多様性企業活動ガイドライン検討会」を設置してガイドラインの策定を進め、2009年7月の第5回検討会でガイドラインが決定された。

ガイドラインは強制的なものではなく、企業が自主的に事業活動と生物多様性の影響関係の把握し、生物多様性に配慮した事業活動を実施する際などの取り組みの方向を示したものである。その他、生物多様性に及ぼす影響の回避・最小化、予防的・順応的な取り組み、長期的な観点といった基本原則、および考慮すべき視点、参考となる実践ヒントなどが示されている。

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