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ごみ焼却余熱 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2015.01.22

ごみ焼却余熱

ゴミショウキャクヨネツ   【英】Waste Heat in Incineration  

解説

ごみ焼却施設から出る余熱のこと。余熱は、ごみ発電をはじめ、施設内の暖房・給湯、施設外の温水プール、社会福祉施設への温水・熱供給、地域暖房などに利用される。

低炭素社会の取組への貢献を図る観点から、このような余熱利用を促進するため、2010年の廃棄物処理法改正に伴い、廃棄物熱回収施設設置者認定制度が創設されている。2011年度時点で、余熱の有効利用を行っているごみ焼却施設の割合は7割近くに上っている。

一般に、ごみ焼却施設は、搬入車の輻奏、悪臭・汚汁・有害物質散乱大気汚染などの恐れがあり、迷惑施設として予定地周辺住民から建設反対運動が起きる場合が多い。その不満や反対を緩和する意味を含めて、地域住民のための暖房、保養、レクリエーション施設等に余熱を活用するという一面もある。(2014年5月改訂)

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