一般財団法人環境イノベーション情報機構

EICピックアップ環境を巡る最新の動きや特定のテーマをピックアップし、わかりやすくご紹介します。

No.249

Issued: 2016.02.02

COP21の成果と今後(環境省地球環境局)

 2015年11月30日から12月13日まで、フランス・パリ郊外で国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)が開催され、世界の気候変動対策に関する新たな法的枠組みである「パリ協定」が採択されました。気候変動枠組条約の下で、すべての国が参加する公平で実効的な枠組みに世界190以上の国が合意したことは、歴史的にも極めて重要な意味を持つものです。
 第1幕では、COP21の議論に至るまでの背景及び全世界が参加する枠組みの必要性について解説します。


第1幕「パリ協定の背景」
気候変動は今そこにある危機
気候変動枠組条約と京都議定書
世界全体での取組の必要性
第2幕「交渉の経緯と論点」
約束草案
交渉における主要論点
第2幕「交渉の経緯と論点」
第3幕「パリ協定の概要」
目的(第2条等)
緩和(排出削減、吸収源、市場メカニズム)(第4?6条)
適応(気候変動の悪影響への対処)(第7条)及び損失と損害(ロス・アンド・ダメージ)(第8条)
資金(第9条)
技術開発・移転(第10条)、能力開発(第11条)及び教育・訓練・啓発(第12条)
行動と支援の透明性(第13条)
世界全体の実施状況の確認(グローバルストックテイク)(第14条)
実施及び遵守の促進(第15条)、署名、締結、発効(第20、21条)
COP決定によるその他の合意
第4幕「パリ協定の特徴・意義及び今後の対応」
すべての国に適用される枠組み(Applicable to all)
緩和、適応、資金等の要素を包括的に取り扱っていること(Comprehensive)
長期の取組を視野に入れた永続的な枠組みであること(Durable)
取組を前進・向上させていく枠組みであること(Progressive)
我が国及び各国の今後の対応