一般財団法人環境イノベーション情報機構
18年度環境技術実証モデル事業 中小事業所向けVOC処理技術「実証試験要領」への意見募集開始
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2006.09.19 【情報源】環境省/2006.09.19 発表
環境省は18年度の環境技術実証モデル事業の対象となっている、中小事業所向け揮発性有機化合物処理技術(VOC処理技術)の「実証試験要領(第2次案)」を公表し、この案について平成18年9月25日17時(必着)まで意見募集を行うことにした。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
今回評価対象とする中小事業所向けVOC処理技術とは、中小の塗装、印刷、工業用洗浄、クリーニング工場などから排出されるVOC処理技術のうち、低コスト・コンパクト、メンテナンスが容易で、商業的に利用可能な技術。分解方式、回収方式、その組み合わせ方式のいずれでも可。また、VOCの部分処理技術や、臭気物質の除去を目的としたVOC処理技術も対象にするとしている。
意見募集対象になっている「実証試験要領」は、揮発性有機化合物処理技術の実証試験実施体制、対象技術選定、試験方法、試験結果報告書の作成−−などについての方針を示したもの。
意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。宛先は三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)環境・エネルギー部(住所:〒105−8631東京都港区新橋1丁目11−7、FAX番号:03−3575−0320、電子メールアドレス:etv@ufji.co.jp)。【環境省】