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環境ニュース[国内]

環境技術実証モデル事業 VOC処理技術「実証試験要領」への意見募集開始

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2004.08.18 【情報源】環境省/2004.08.18 発表

 環境省は16年度の環境技術実証モデル事業の対象となっている、有機塩素系脱脂剤処理技術(VOC処理技術)の「実証試験要領(第2次案)」を公表し、この案について平成16年9月1日まで意見募集を行うことにした。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 今回の評価対象となっている有機塩素系脱脂剤処理技術とは、めっき・金属加工業などの金属類脱脂、洗浄用に使われているジクロロメタントリクロロエチレンテトラクロロエチレンが含まれた排ガスを浄化するための技術のこと。
 14年度のPRTR届出結果によると、大気環境への排出量はジクロロメタンが約2万5,000トン、トリクロロエチレンが約6,000トン、テトラクロロエチレンが約2,300トンと多く、いずれも人体に対する影響が懸念されているだけでなく、光化学オキシダント浮遊粒子状物質の原因物質であると考えられている。
 今回の実証試験要領は、有機塩素系脱脂剤処理技術の実証試験実施体制、対象技術選定、試験方法、試験結果報告書の作成−−などについての方針を示したもので、意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【環境省】

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