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環境ニュース[国内]

周防灘小型機船底びき網漁業対象種の「資源回復計画」を作成

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.11.19 【情報源】水産庁/2004.11.19 発表

 水産庁は周防灘の小型機船底びき網漁業にとって重要な漁業資源であるカレイ類、ヒラメ、クルマエビ、シャコ、ガザミについての「資源回復計画」を2004年11月19日までに作成した。
 「資源回復計画」は悪化傾向にある日本周辺水域の水産資源の回復を漁業関係者や行政が一体となって取組むために策定されるもので、複数県にまたがり分布する資源については国が、分布が一都道府県内にとどまる場合は都道府県が計画を作成することになっている。
 周防灘での小型機船底びき網漁業の漁獲量は、総漁獲量の半分程度を占める基幹漁業であるが、現在は1980年代の4割以下まで落ち込み、さらに今後5年間で17%減少すると見込まれている。
 なお今回の「資源回復計画」の内容は、小型機船底びき網漁業の漁業者が今後5年間、小型魚の水揚げ制限、休漁期間設定、漁具改良、産卵親魚の再放流などの漁獲努力量削減措置と計画対象種の種苗放流を行うとするもの。
 措置により漁獲量の減少を食い止め、5年後においても現状の漁獲量水準を維持することをめざしている。【水産庁】

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