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環境ニュース[海外]

中国 「グリーン学校」全国で2万ヶ所近くに

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2007.05.15 【情報源】中国/2005.04.05 発表

 全国各レベルの「グリーン学校」総数はすでに2000年の3200ヶ所から現在の1.7万ヶ所に増え、各地の主管部門では毎年約2万人を教育し、学校、先生と生徒、家庭、コミュニティによる相互の環境保護教育の状況を作り出している。
 「グリーン学校」整備活動を通じて各地で「グリーン学校」についての認識が深まり、「グリーン学校」が単純な緑化や美化ではなく、主に人々の環境意識を高め、環境保護に有利な行動モデルを培うことと理解されるようになった。また授業内容の改善を合わせて行うことで、素養教育内容や形式が豊富になり、生徒の環境意識が高まり、責任感が養われ、参加能力が高められた。学校の発展を助けることで、教育水準が上がり、運営条件が改善された。学校の環境整備や管理の効果は顕著で、校内で省資源、省エネを実施して、環境の質を改善し、環境保護型の学校生活、学習環境を作り上げた。
 しかし「グリーン学校」整備には課題もある。ある地区では「グリーン学校」の所管機関が未整備で、人員が流動的で、管理方式も粗い。情報の伝達形式が単一的で、効率が悪く、必要な資金が不足し、「グリーン学校」の発展を制約している。宣伝は環境保護や教育の関係者に限られ、一般市民への影響力が不足しているなどである。これらの問題を解決するには、各レベルの環境保護部門や教育部門が共同で努力し、循環経済の推進、資源節約型・環境保護型社会の創建、そして調和的社会の構築という高度な観点からの「グリーン学校」整備の意義の理解より、有効な管理モデルや改良手段を探し、「グリーン学校」整備水準を絶えず高めることが必要である。【中国国家環境保護総局】

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