一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

フランス、走行距離に応じた自転車通勤手当の試験運用結果を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.02.10 【情報源】フランス/2015.01.23 発表

 フランス環境エネルギー管理庁(ADEME)は、2014年6月1日から11月1日まで実施された、走行距離に応じた自転車通勤手当の試験運用について最初の結果を発表した。これは、政府が「活動的移動方法(mobilité active)の行動計画」で示した25項目の対策の一つで、参加企業が従業員の自転車走行1キロメートル当たり25セントの手当を支給する試みである。任意参加18企業の社員8000人以上が参加した。
 ADEMEによると、試験運用の結果、参加企業の自転車使用者数が2倍に増えた(定期的に自転車通勤した社員は200人から419人に増加)。また、新しく自転車を利用するようになった人々の自転車平均使用数から考えて、住居職場間の移動交通手段に自転車の占める割合が50%増えた。さらに、毎日の走行距離が国の平均値を上回っており、走行距離が長いほど病気になるリスクが減少するため、健康にも良い影響が出ているという。【フランス環境エネルギー管理庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース