一般財団法人環境イノベーション情報機構
ドイツ、生物多様性指標、目標値の8割に。
【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2025.11.21 【情報源】ドイツ/2025.11.10 発表
ドイツ連邦自然保護庁(BfN)は、2023年の最新データから、指標「生物多様性および景観の質」が、2030年の目標値に対して80%の水準に達していることを公表した。この指標は、ドイツ国内の生物多様性と景観の質の状況を総合的に評価するものである。
これによると、森林(83%)、居住地(83%)、内陸水域(80%)は目標に近い値を示している。
一方で、農地(77%)および沿岸・海域(79%)は依然として目標値を下回り、回復が遅れている状況であることが分かった。
指標「生物多様性および景観の質」は、2030年生物多様性国家戦略および国家持続可能性戦略の主要な評価項目のひとつとされている。
【ドイツ自然保護庁】