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環境ニュース[国内]

MOX燃料加工施設 臨界事故を想定した安全性評価報告書提出を原燃に要請

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.05.11 【情報源】原子力安全・保安院/2005.05.10 発表

 青森県六ケ所村に建設予定のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料加工施設について、日本原燃(株)が「核燃料物質加工事業許可申請書」を原子力安全・保安院に提出したことを受け、保安院は平成17年5月10日、原燃に臨界事故を想定した安全性評価報告書の提出を要請した。
 MOX燃料は、使用済み核燃料の中から回収したプルトニウムを通常のウラン燃料と混ぜた燃料。
 今回の報告書提出要請は原子力安全委員会の求めに応じたもの。
 原子力安全委員会では02年に、(株)JCOウラン加工工場での臨界事故の再発防止措置の1つとして、プルトニウムを大量に取扱うMOX燃料加工施設の事業開始前に、安全審査とは別に臨界事故を想定した安全性評価報告書を策定する必要があると指摘していた。【原子力安全・保安院】

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