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環境ニュース[国内]

外来生物法規制対象種の取扱い細目案への意見募集結果を公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.05.25 【情報源】環境省/2005.05.25 発表

 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(外来生物法)」で飼育・栽培、保管、運搬、輸入などが原則禁止となっている「特定外来生物(日本の生態系や在来種に悪影響をもたらす外来種)の取扱い細目に関する告示」案などへの意見募集結果が平成17年5月25日に公表された。
 特定外来生物の取扱い細目告示は、学術研究目的などで例外的に特定外来生物の飼養を行う場合の飼養施設の基準細目、飼養許可の有効期間−−などを規定したもの。
 17年4月22日から5月12日までの意見募集期間中に寄せられた意見は計75件(個人64件、団体11件)。
 意見にはたとえば、「NPO法人によるカミツキガメ保護飼養活動に予算をつけてほしい」、「オオクチバス特定飼養等施設に人工池沼以外に自然湖・ダム湖・沼を追加してほしい」、「オオクチバス特定飼養等施設で数十年に1回しか起こらないような洪水への対応は不可能」などの意見があり、これらについては「民間での引取り活動に対する国の予算措置は考えていない」、「すでに第5種共同漁業権を設定されている湖沼以外で自然湖沼河川ダム湖・沼を特定飼養施設に位置づけることはない」、「洪水でオオクチバスが大量逸出した場合の対策を講じておくことは重要」などの回答が示されている。【環境省】

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