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環境ニュース[国内]

宮ヶ瀬ダム周辺地域を鉱区禁止地域に指定

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2005.06.08 【情報源】総務省/2005.06.06 発表

 公害等調整委員会は平成13年度から本格運用を開始している宮ヶ瀬ダムの周辺にある神奈川県愛川町、清川村、津久井町地内の2,8855.67ヘクタールの地域を鉱区禁止地域に指定することを平成17年6月6日の官報で公示した。公示30日後から指定が発効し、同地域での鉱物採掘が禁止される。
 今回の指定は、16年4月20日付けの国土交通大臣の要請にもとづき、同委員会による経済産業大臣、神奈川県知事への意見照会、専門家、同委員会担当委員による現地調査の実施、採石権者、水利権者、土地所有者などの利害関係人審問などの手続を経て決まったもの。
 国土交通大臣は公害等調整委員会に、「宮ヶ瀬ダム貯水池貯水池と道志川を結ぶ導水路の周辺地域で鉱物掘採が行われると、ダム貯水池、導水路の保全に支障を与えるおそれがあるため、鉱区禁止地域に指定してほしい」と要請していた。
 宮ヶ瀬ダムは神奈川県のほぼ中央を流れる相模川支流の中津川に建設された重力式コンクリートダムで、総貯水量は約2億立方メートルと首都圏最大。洪水調節、流水機能維持、水道用水の供給、発電を目的としている。【総務省 公害等調整委員会

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