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環境ニュース[国内]

千葉県が実証試験を行う非金属元素排水処理技術1件を決定

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.08.25 【情報源】環境省/2005.08.25 発表

 17年度の「環境技術実証モデル事業」のうち非金属元素排水処理技術の実証試験実施機関である千葉県は平成17年8月25日までに、実証試験対象技術1件を決定した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 評価対象となっている非金属元素排水処理技術とは、旅館の温泉排水、あるいはめっき・金属加工業のめっき廃液中に含まれるほう素含有排水を、イオン吸着、凝集沈殿などの方法により適切に処理する技術・装置のこと。
 「実証試験要領」では温泉排水とめっき廃液では、排水量や排出パターン、ほう素濃度が異なることから、それぞれの排出源について目標水質を別々に設定。技術開発者は開発技術にあった目標水質を選択して実証試験結果に明記するとしている。
 今回決定した実証試験対象技術は日本電工(株)のほう素回収イオン交換塔・B−クルパック。3件の申請案件の中から、実証可能性や技術の先進性、環境保全効果などの点を考慮し、選定された技術だ。
 今後は実証機関である千葉県が実証試験計画を策定の上、試験を実施。18年1月までには試験結果報告をまとめられる予定。【環境省】  

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