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環境ニュース[国内]

佐賀県玄海町でプルサーマルシンポジウムを開催へ

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.09.07 【情報源】資源エネルギー庁/2005.09.07 発表

 資源エネルギー庁と原子力安全・保安院は2005年10月2日に、佐賀県玄海町でプルサーマルシンポジウムを開催することにした。
 このシンポジウムは、九州電力(株)が2010年度までをめどとして計画している玄海発電所3号機でのプルサーマル実施計画に関連して、国が05年9月7日に同号機の原子炉設置変更許可を行った機会を捉えて、玄海発電所立地地域の人々にプルサーマルについて理解を深めてもらうことが目的。
 プログラムとしては「プルサーマルの必要性について」と題するパネルディスカッション、「プルサーマルの安全性について」と題するトークセッションが実施される。
 シンポジウム「プルサーマルの必要性について」のパネリストは、内山洋司・筑波大学大学院教授、大橋弘忠・東京大学大学院教授、小林圭二・元京都大学原子炉実験所講師、伴英幸・原子力資料情報室共同代表、山名元・京都大学原子炉実験所教授、吉岡斉・九州大学大学院教授ら。また、トークセッションの講師は阿部道子・独立行政法人
放射線医学総合研究所名誉研究員、竹田敏一・大阪大学大学院教授、古屋廣高・九州大学名誉教授。
 対象者は佐賀県、長崎県鷹島町の住民600名。
 参加希望者は住所、氏名、電話番号、職業、年齢(以上必須)、プルサーマルに対する意見・質問(任意)を記入の上、05年9月23日までに、郵送、FAX、Web上の特設ページのいずれかで申し込むことが必要。宛先は「プルサーマルシンポジウム」事務局(住所:〒100−8782東京中央郵便局私書箱1057号、FAX:03−3509−9196)。
 プルサーマルは、プルトニウムとサーマルリアクター(軽水炉)の2つの言葉を合わせた造語で、使用済み燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウラン燃料を混ぜたMOX燃料を軽水炉で利用することを指す。【資源エネルギー庁,原子力安全・保安院】

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