１７年８月分の総需要電力量、１６年８月実績より１．２％減

　資源エネルギー庁は、平成１７年８月分の日本の総需要電力量を１７年１０月２０日付けで発表した。
　１７年８月の総需要電力量は９４４億キロワット時で１６年８月と比べ１．２％減。２ケ月連続で前年実績を下回った。
　産業用大口電力需要については、窯業・非鉄金属製造業、機械器具製造業、鉄道業が伸びを見せたものの、パルプ、紙、紙加工品製造業、鉄鋼業、石油製品、石炭製品製造業などが低調に推移したため、１６年８月に比べ０．４％減になったほか、猛暑の１６年と比べ気温が低めだったことが影響し、一般家庭で使用された電力量も１６年８月比３．９％減にあたる２４７億キロワット時にとどまっていた。【資源エネルギー庁】